おかしな猫との日常会話レッスン

毎日猫たちと会話して生活しています。

あれんじを、くわえる。

こんにちは、ゆきんこです。

いわしがまた、泣きながら学校から帰ってきました。

 

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いわし「おかあさん。ただいま、かえりました。」

 

私「いわしさん、どうしたんですか?また、いじめられたんですか?久兵衛さんですか?それともトメさんの元カレの、チャラい成清さんですか?」

 

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サワラ「確かにその2人はアイツをいじめそうだけど、決めつけは良くないわよ」

 

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いわし「うむ。きゅうべえくんと、しげきよくんに…」

 

私「ほら。やっぱりその2人じゃないですか。だいたい久兵衛さんは、自分だけ戦争に行っていたからって偉そうなんですよ。成清さんだって、フラれたのは自分の5股が原因ですし」

 

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いわし「つづきを、はなしても、いいでしょうか。それとも、つづきは、うぇぶで、のほうが、いいでしょうか。」

 

私「す、すみません。熱くなってしまいました。お話聞かせて下さい」

 

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いわし「きゅうべえくんと、しげきよくんに、いわしは、としょしつ、という、ところに、つれていってもらったのである。」

 

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サワラ「…図書室?体育館裏じゃなくて?」

 

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いわし「ふたりとも、かおに、にあわず、ほんが、すきなのである。いわしも、おかあさんが、ほんを、よく、よんでいるから、よんでみようと、おもった。」

 

私「えっと…お2人のお顔は拝見したことがないですが、『本が嫌いそうな顔をしている』というところまでは理解しました」

 

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サワラ「ちょっと、今日の自動餌やり湯たんぽは何だか攻撃的よ。特にあの2人に対してだけど」

 

私「す、すみません。なんだか、あのお2人ってあまり好きになれないんですよねぇ。あ、いわしさん。図書室はどうでしたか?」

 

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いわし「とても、ひろかった。きょうしつの、100ばいくらい、おおきかった。」

 

私「えっ?そんなに図書室が広いんですか?」

 

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サワラ「コイツに、〇〇倍の計算ができると思って?」

 

私「…できま、せんね…」

 

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いわし「いわしは、そこで、うんめいの、ほんを、みつけてしまったのである。『いわしの ばか』という、ほんである。」

 

私「いわしのばか?……それって、『イワンのばか』ですよね?」

 

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サワラ「なにそれ?どういう話なの?」

 

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いわし「とあるくにに、いわしという、ばかな、わかものが、いました。どのくらいか?『みぎて』と『ひだりて』が、わからないくらいの、ばかです。」

 

私「イワンもさすがに、右手と左手の区別は付いていると思いますよ」

 

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いわし「いわしには、サワラ姐さんという、くろくて、せいかくのわるい、おねいさんが、いました。」

 

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サワラ「私、『イワンのばか』っていう本を読んだ事はないけれど、これって完全にオリジナルストーリーでしょう」

 

私「いわしさんなりに、アレンジを加えているのかもしれませんね」

 

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いわし「あるとき、サワラ姐さんは、おかあさんに、おかねを、たかりに、きた。いわしは、おかあさんに、『どうぞ、サワラ姐さんに、おかねを、あげてください』と、いった。」

 

私「え?サワラさんが別居している設定、ということでいいですね?」

 

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サワラ「お金の価値が分からない奴よりも、私が使った方が世のためよ」

 

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いわし「そして、いざこざが、おきるとおもって、わくわくしていた、きゅうべえくんが、おこりだす。てしたの、だいごろうくんと、しげきよくんを、いわしと、サワラ姐さんのもとに、おくりこんだ。」

 

私「久兵衛さんが???原作では、悪魔が小悪魔を送り込むという設定ですね」

 

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いわし「サワラ姐さんは、かねに、めがくらんで、しげきよくんに、だまされて、いちもんなしに、なってしまう。いわしは、おかねに、きょうみがないので、だいごろうくんと、たのしく、あそんだ。」

 

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サワラ「私はそんなに頭が悪くないわよ。アンタ、お金に興味がないって言ってる割には、賭け事で大金を賭けたがるけど」

 

私「あの莫大な借金は、どうするんでしょうか」

 

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いわし「やがて、いわしは、まえから、やさしくしていた、とめちゃんと、けっこんする。とめちゃんは、おうじょだったので、ぎゃくたま、せいこう。いわしは、おうさまになる。」

 

私「わぁ、トメさんと結婚できるなんて、例え本の中のお話でも素晴らしいですね」

 

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いわし「サワラ姐さんは…いわしが、もっている、おかねに、めをつけて、よこどりして、それにより、おうさまに、なった。いわしは、おかねが、なくても、だいじょうぶであった。」

 

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サワラ「ちょっと。私は女よ。王じゃなくて王女でしょう」

 

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いわし「いわしの、くにの、ほうりつは、ひとつ。『はたらかざるもの、くうべからず』。おうさまである、いわしも、おうじょである、とめちゃんも、あせみずながして、はたらいた。おかねは、もたない。」

 

私「原作のイワンは頭がよくなかったから、お金の価値が分からなかったんですよね」

 

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いわし「そして、また、きゅうべえくんの、てしたが、やってきた。サワラ姐さんのくには、だまされて、また、いちもんなしになる。いわしのくにでは、きんかを、ばらまかれたが、だれも、きょうみを、しめさなかったので、なにも、おきなかった。」

 

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サワラ「確かに、私の国でお金をバラ撒かれたら、皆拾って奪い合いになりそうだわ」

 

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いわし「きゅうべえくんは、あたまをつかえば、もっと、らくに、かせげると、えんぜつを、したが、だれも、きょうみを、もたない。やがて、きゅうべえくんは、いわしのくにの、ほうりつ『はたらかざるもの、くうべからず』に、のっとり、たべものが、なくなり、あたまをうって、しぬ。」

 

私「えっ。死んじゃうんですか」

 

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いわし「みんな、きがつくのである。『そうか、あたまを、つかう、というのは、あたまを、うちつける』と、いいたかったのか、と。でも、やってみたら、いたかったので、やめた。」

 

私「そろそろラストですね」

 

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いわし「けっきょく、いわしは、ばかなおかげで、いきのこれたが、きゅうべえくんは、いじわるだったので、しんでしまった。いわしは、きゅうべえくんを、たすけてあげたい。」

 

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サワラ「え、作り話でしょ?」

 

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いわし「そのはなしを、としょしつで、はなしたら、しっぽをつかまれて、ふりまわされ、ぼこぼこに、されてしまった、という、わけです。」

 

私「ほら、やっぱり久兵衛さんはそういう奴なんですよ。私は最初から言っていましたよ」

 

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サワラ「落ち着きなさい。アイツにも落ち度がかなーーーりあるわよ」

 

 

いわしは、読んだ本をアレンジできるようです。

計算もできないし漢字も読めませんが、自慢の我が子です。

…って、今回は完全に親バカでしたね。

 

ではでは。

【不定期】いわしニュース〜プロレスラー真壁刀義が川田裕美アナへ告白するも…〜

おはようございます、ゆきんこです。

いわしが、嬉しそうにしています。

 

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いわし「とうとう、うんどうしんけいが、わるくても、もてる、じだいが、やってきました。」

 

私「あぁ、学生時代って、運動神経がいい男子がモテますよね。…私は、教室で本を読んでいるような人が好きでしたけど」

 

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サワラ「なにそれ。めっちゃ暗くない?…でも、分からなくもないわね。ミステリアス感があるわ」

 

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いわし「ぷろれすらーの、まかべとうぎさんが、あなうんさーの、かわたひろみさんに、ばんぐみないで、こくはくして、おーけーを、もらえたのです。」

 

私「…え?真壁刀義さん?プロレスラーなんですから、運動神経は良いでしょう」

 

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サワラ「ねぇ、川田アナって、アメトーークに出ていたわよね。運動神経悪い芸人と一緒に。スキップがものすごくヘタな人でしょう」

 

私「あぁ!そうでしたそうでした。あのスキップは、運動神経悪い私から見ても異常でしたね」

 

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いわし「まかべさんは、ばんぐみの、なかで、すきだと、こくはくして、『こんど、ゆうじんが、やっている、おいしい、すいーつを、たべに、いきましょう』と、いったらしい。」

 

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サワラ「あぁ、川田アナって、甘い物が大大大好きなのよね。それもアメトーークで見たわ。自動餌やり湯たんぽなんか、前のめりになって見ていたわね」

 

私「ついつい甘い物食べちゃう芸人ですよね。気持ちが分かるので、『そうそう!』ってなりながら見てましたね」

 

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いわし「じぶんには、くれないが、おかあさんは、ひとりで、とても、あまいものを、まいにち、たべている。」

 

私「いわしさんは、夢の中で食べればいいじゃないですか。…番組で、『和菓子派か?洋菓子派か?』という質問があった際に、皆さんかなり困っていましたよね。とても分かります」

 

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サワラ「パンサーの向井は、『お父さんとお母さんどっちが好き?』って聞かれているのと同じ、と言っていたわよね」

 

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いわし「かわたさんは、どちらが、すきなのだろうか。じぶんも、さそおうと、おもうのだが。」

 

私「いわしさんは、トメさん一筋でしょう。川田アナも選べないと言っていましたよ。でも…川田アナだけ、ちょっと他の人と違っていたんですよね」

 

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いわし「ひとと、ちがうことは、わるいことでは、ないですよ。ほら、ぼくを、みてください。」

 

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サワラ「寝たら忘れるだろうけど、アンタは猫よ。…川田アナは、『栄養が全て摂れるなら、3食甘い物でいい』とか、『食後にデザートが付いてきても、帰宅して甘い物を食べないと1日が終わらない』とか言っていたわね」

 

私「他の芸人さんもビックリしてましたね。あと、あんこを使った創作料理を披露して…『あんこ玉子焼き』『あんこグラタン』『あんこ豚キムチ』とか」

 

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いわし「じぶん、それ、たべたいです。」

 

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サワラ「私はいらないから、ケーキ買ってきて」

 

私「全部あげません。…そんなこんなで、川田アナ、とても可愛くて面白くて大好きなんですけど、もう甘い物に取り憑かれているんじゃないか、という感じなんですよね」

 

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いわし「きのうの、てれびだったので、きょうの、あさ、にゅーすになって、みんなが、『おめでとう』と、よろこんだのである。」

 

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サワラ「…ねぇ、大事な事を見逃していないかしら?川田アナは、『スイーツを食べに行きましょう』と言われて、OKしたのよね?」

 

私「そうですね、いわしさんがそう言っていました」

 

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いわし「みんな、『かっぷるたんじょう』と、よろこんだが…かわたさんは、ついったーに、『すいーつの、おさそいを、もらっただけ、なんだけどなぁ…』と、つぶやいた。」

 

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サワラ「あぁやっぱり。あの子、甘い物を餌にすると、なんでも付いていってしまいそうだもの。真壁さん、ドンマイよ」

 

私「まずは一緒に食べに行って、そこから発展したら、やっと『おめでとう』ですね」

 

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いわし「これが、うわさの、『おめでとうまち』ですね。ぼく、まちます。」

 

私「その、『おめでとう待ち』ってなんですか?」

 

 

番組内の告白って、結構そんなものですよね。

特に川田アナの場合は…。

でも、真壁さんもスイーツ男子らしいですし、意気投合するといいですね。

いい後日談が書けるよう、お祈りしています。

 

では、またお昼の定期更新でお会いしましょう。

くらすがえについて、かんがえる。

こんにちは、ゆきんこです。

いわしが、悩んでいます。

 

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いわし「うーん。どうしたものだろうか。どちらが、しょうらいへと、つながる、せんたくしなのか、かんがえる、ひつようが、ある。」

 

私「いわしさん、早くも就職活動を視野に入れているんですか?」

 

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サワラ「保証してもいいわ。どこにも入れないわよ」

 

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いわし「うーん。うーーん。じぶんには、きめることが、できないようである。みんなの、いけんを、ききにいこう。」

 

私「え?私やサワラ姐さんではダメなんですか?」

 

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いわし「みなさん。がっきゅういいんとして、ひとつ、しつもんが、あります。5がつに、うんどうかいが、ありますね?」

 

私「あ、運動会って5月だったんですね」

 

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いわし「ぼくは、5がつから、3ねんせいだか4ねんせいだかに、てんにゅうします。あたまがいいからでは、ありません。いわしなので、みなさんより、せいちょうが、はやいからです。」

 

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サワラ「頭が良いからっていう理由は、今このクラスの全員が考えてもいなかった答えだと思うわよ」

 

私「だんだん、読めてきましたね」

 

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いわし「じぶんは、いま、この、くらすの、れんしゅうに、さんかしていますが、それに、いみは、あるのでしょうか?え?つぎの、がくねんの、れんしゅうに、さんかすればいい?まだ、くらすが、きまっていません。」

 

私「いわしさん…せめて運動会が終わるまで、クラス替えを待ってもらいましょうよ。トメさんと手をつないで走るんですよね」

 

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いわし「せんせい。どう、おもいますか?え?どうでもいい?いまからでも、てんにゅうしてこい?くらすも、きまっていないのに?え?おまえは、このくらすに、ひつようが、ない?」

 

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サワラ「なによそれ。アイツが先生に反抗的な態度を取っていたのも分かるわ。1人1人の個性を大事にしないで、子供たちの大切な未来を奪う、悪い先生よ」

 

私「いわしさんが可哀想でならないですが、きっと先生も、史上初の猫を受け持つ事になって、戸惑っておられるのでしょう」

 

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いわし「もしかして、せんせい。ぼくが、さいのうあふれる、いわしであるから、しっと、しているのではないですか?」

 

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サワラ「え?怒ったり落ち込んだりしないわけ?私が怒ったのがバカみたいじゃない」

 

私「前からそんな気はしていましたが…いわしは、随分前向きですよね。前向きすぎる、というか」

 

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いわし「せんせい。こたえに、つまりましたね。ずぼし、という、ことですね。」

 

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サワラ「呆れて物も言えないんだと思うわよ」

 

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いわし「せんせい、おねがいです。いわしを、このくらすに、おいてください。その、おれいに、いわしが、えらくなったら、せんせいを、かぶぬしに、しめいしてくれよう。」

 

私「『してくれよう』の使い方、間違っていますよ。いわしさん、株式会社をつくる気なんですか?」

 

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サワラ「そんな危ない会社の株主なんて、誰もなりたくないわよ」

 

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いわし「え?そんなものには、ならない?せっかく、いっかくせんきんが、ねらえる、びっぐちゃんす、であるのに、ですか?」

 

私「あのぅ、『一攫千金』は、『あまり苦労をせずに、ちょっとした仕事でやすやすと大金を得ること』を指すので、先生はいま、充分苦労されていると思いますよ」

 

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いわし「とめちゃん。なんだろうか?え?いわしくんが、あまりにも、かわいそう?いわしくんを、のけものに、するなら、わたしにも、おなじ、たいどを、とってください?」

 

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サワラ「トメちゃんの家ってかなりお金持ちでしょう。もしかして、親が多額の寄付金を入れているんじゃないの?」

 

私「え?いわしさん、私立の学校に通っていたんですか?うちは貧乏なんですから、公立にして下さいよ」

 

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いわし「せんせい、どうしたんですか?とめちゃんは、こう、いっています。でも、ぼくは、おなじ、いけんでは、ありません。」

 

私「えっ、トメさんに反発するんですか?すごくいい子じゃないですか」

 

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いわし「ぼくは、せんせいに、ずっと、ひどいしうちを、されてきました。ぼくが、かたに、のったら、おとされる。じゅぎょうちゅうに、ねたら、しっぽを、ひっぱられる。

こんな、つらいおもいを、とめちゃんに、あじわってほしく、ありません。」

 

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サワラ「トメちゃんは先生の肩に乗らないし、授業中に寝たりしないし、しっぽもないから大丈夫だと思うわよ」

 

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いわし「えっ?くらすがえを、いったん、やめる?ほんとうですか?とめちゃん、ありがとうである。え?いわしくんこそ、かっこよかった?いやいやぁ、じぶん、ほれなおしたであるからぁ〜」

 

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いわし「ただいま、かえりました。いわしの、くらすがえが、いったん、はくしに、もどりました。はくし、というのは、てを、たたくことでは、ありません。しろい、かみ、のことです、よね?」

 

私「ね?って聞かれても…。多分、そうでしょうね」

 

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サワラ「ねぇ、アンタ学校で先生にいじめられているんでしょう?それなのに、家に帰ってきたら私が意地悪をするし、そんなのもう嫌なんじゃないの?」

 

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いわし「せんせいとは、おわらいの、こんびを、くんでいる。おにきょうしの、やくを、やってもらっている。

ぼくは、えんぎが、できないので、そっちょくに、おもったことを、しゃべっている。

サワラ姐さんとは、まいにち、なかよくしている。きょうだいなので、けんかをすることもある。」

 

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サワラ「…え?あれ、お笑いのコントだったの…?」

 

私「サワラさん、すっごく心配して、怒ってくれたんですよ」

 

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いわし「よし。うんどうかいで、わいじばらんすを、やるかもしれないから、れんしゅう、しておこう。」

 

私「Y字バランス?…私たちの話を全く聞いていませんね。…サワラさん。サワラさん。大丈夫ですか」

 

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サワラ「再び、自分を見つめ直してくるわ」

 

 

先生の事もいわしの事も心配していましたが、ただのコントと分かってホッとしました。

いわしも、サワラが意地悪しているとは思っていないようで、とても良かったです。

サワラさんがいわしを叩く時は、毎回いわしが悪いのですが。

これからも、仲良く暮らしていきましょうね。

 

ではでは。

【不定期】いわしニュース〜最低賃金引き上げをめぐり話題に〜

おはようございます、ゆきんこです。

いわしが、やる気満々でおります。

 

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いわし「おはようございます。あさは、しゃきっと。わんだ、もーにんぐしょっとを、ぐびっと、ひとのみ。いわしです。」

 

私「いわしさん、コーヒーというのは人間用の飲み物です。絶対にやめて下さい」

 

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サワラ「自動餌やり湯たんぽだって、コーヒー飲めないじゃない。カフェラテに砂糖を3本も入れるのよ。皆さん、信じられる?…よく太らないわね。ムカつくわ」

 

私「うっ…。私は、大甘党なんです…。でも、サワラさんたちのように、飲んだらダメって事はないですよぅ」

 

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いわし「あのー。はなしのとちゅう、しつれいします。そろそろ、でかけてきても、いいでしょうか?」

 

私「え?どこへ行くんですか?いわしさん1人では出掛けられませんよ?あ、夢の中ですか?」

 

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いわし「しんじゅく、です。がいとうでも、というのに、さんかしてきます。さいていちんぎんを、1500えんに、ひきあげる、ためです。」

 

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サワラ「街頭デモ?最低賃金が1500円?…高すぎじゃないの」

 

私「私の記憶では、この前上がったような気がするんですけどね」

 

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いわし「いまの、とうきょうとの、さいていじきゅうは、932えん。0のかずが、3つばかり、たりないと、おもいます。」

 

私「時給ですよ。意味分かってますか?…あぁ、いわしさんは、金銭感覚がおかしいんでしたね」

 

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サワラ「1500円は高すぎるわよ。そのままでいいんじゃないの?あくまでも『最低』なんだから、それよりも多くもらってる人だっているわけでしょ」

 

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いわし「みんな、『たかい』という。これに、あるじんぶつが、ついったーで、はんろんをした。1にち8じかん、しゅうに5かい、はたらくと、げっしゅう24まんえん。ねんしゅうにすると、280まんえんとなり、それは、『ふつう』だとおもえる、と。」

 

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サワラ「…確かに、年収280万円って、平均年収からしたら低いわよね。でも、それってアルバイトの話でしょ?アルバイトでそんな簡単に稼げていいの?」

 

私「様々な理由があって、アルバイトしか出来ない、という方もいらっしゃいますが…。私の友達は、親の看病のため会社を辞めて、深夜のコンビニでアルバイトをしていますね」

 

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サワラ「深夜だから、時給は高いんでしょう?まぁそれなりに、やっていけるはずよ。やっていけないなら、役所に相談してみるといいわよ」

 

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いわし「じぶんは、まだ、しょうがくせいなので、じきゅうの、よいところで、かせぎたいのである。」

 

私「小学生はアルバイト禁止です。ゴハンもオモチャも、ちゃんと私が買っていますよ」

 

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サワラ「最低賃金をそこまで上げてしまうと、世の中のバランスが崩れてしまう気がするわ。最低ラインが上がれば、もっと大変な作業をしている人の賃金も上げなきゃいけなくなるでしょ」

 

私「そうですね。軽労働と重労働が同じような時給って訳にはいきません。それに、同じバイト先でも、時間帯や頑張り度によって、時給が上がりますもんね」

 

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いわし「おかあさんも、アルバイトをしたことが、あるのか。しらなかった。じきゅう、あがりましたか?」

 

私「学生時代はアルバイトをしていましたよ。趣味に繋がる職種なので時給が安かったですけど、まぁ少しは上がりましたね」

 

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サワラ「あとはマンガ喫茶でバイトした時、1ヶ月で時給が上がったって言ってなかったかしら?私、その時居たわよね?」

 

私「あぁ。あの時ですね。面接の時に本社に居た人が、店舗にお客さんとして来たんですよ。これは怪しい、と思って、最高のおもてなし接客をしたら、帰る際に、『実は僕、本社の者です。あなたの接客は素晴らしい。今すぐ時給を上げます』って」

 

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いわし「ほんしゃのひと。あぶないですよ。うちの、おかあさん、けいさんして、あなたにだけ、とくべつにしていましたよ。」

 

私「えへへ。終わったことなので、よしとして下さいよ。ちゃんと他のお客様にも、その人に合わせた接客をしていましたから」

 

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サワラ「フランクな接客を好むお客さんにはフランクに。眠そうなお客さんには、静かに。明るい接客を求めている人には、元気いっぱいに、ってことね。私には、できそうもないわ」

 

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いわし「じぶん、やってみようとおもいます。りれきしょを、かうので、おかねを、かしてください。」

 

私「履歴書はパソコンで作れますよ。買いません」

 

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サワラ「あのね、話を戻すけど、最低賃金が低い高いで揉めてる場合じゃないのよ。今まで支払っていたアルバイト従業員への給料が一気に跳ね上がったら、企業側はどうすればいいの?

何かを上げるということは、何かを下げるか、儲けを出さなきゃいけないわけ。

最低賃金を上げたら、それに見合う売上が見込めるかしら?有り得ないわよ。

ヘタしたら、従業員数を減らさなきゃいけないかもしれないわ。本末転倒なのよ」

 

 

サワラさんと私は、同じ意見ですね。

経済のプロではないので、もう少し詳しく調べてみようと思います。

 

ではでは。

いわし、しんぶんに、のる。

こんにちは。今日も、いわしの予告通りにブログを書かされている、ゆきんこです。

 

今日は、いったい何が起こるのでしょうか。

 

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いわし「おかあさん、すみません。いわしは、すくーぷを、とられて、しまいました。いますぐ、サワラ姐さんをつれて、ここから、にげてください。」

 

私「えっ?いわしさん、どうせ夢の中で撮られたんでしょう?いったい何をやらかしたんですか」

 

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サワラ「前に、健康志向だから酒もタバコもクスリもやらないって言っていたわよね。…不倫?…いや、ないわね。小学2年生のトメちゃん一筋だもの。…まさかピーーーーー」

 

私「サワラさん、いわしがそんな事をするような子に見えますか?頭は良くないですけど、悪い子じゃないですよ」

 

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サワラ「…じゃあ、いったい何なのよ」

 

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いわし「これです。これに、のってしまいました。」

 

私「えっ?居眠り写真が流出?…でもこれ、イニシャルがEになってますよ?いわしさんは、Iですよね?」

 

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いわし「いわしは、いー、では、なかったのか。まちがえてしまった。」

 

私「え?これ、いわしさんが書いたんですか?…このTというのは…トメさん…では、ないですよね?」

 

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いわし「だいごろうくんの、てぃー、である。…そうか。とめちゃんと、おなじ、いにしゃるであるから、ごかいを、あたえてしまう。」

 

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サワラ「大五郎だったら、イニシャルDでしょう。あ、某豆腐店の走り屋マンガの事じゃないわよ」

 

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いわし「いわしは、まだまだ、べんきょうが、たりないのである。」

 

私「それにしても…こんな三文ゴシップみたいな記事、どうして書いたんですか」

 

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いわし「そうであった。それは、がっきゅうしんぶんを、つくろう、という、はなしになって、おもしろい、しんぶんが、よい、という、ことになった。」

 

私「学級新聞って、もっと明るい話題にしましょうよ。これ、告発新聞みたいになっていますよ」

 

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いわし「では、これは、どうだろうか。とても、あかるい、わだいである。」

 

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サワラ「…は?学園のマドンナ?アンタ男じゃないの。こういうのを、記事の捏造って言うのよ。マドンナに相応しいのはトメちゃんしかいないわ」

 

私「トメさんなら、誰も文句は言わないでしょうね。私も一票入れましょう」

 

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いわし「こちらは、がんばって、しんぶんを、つくっているのに、だめだししか、しない。じょしというのは、そういう、ものである。」

 

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サワラ「頑張って書いたとしても、捏造はダメって言ってるのよ。ちゃんとしたやつを持ってきたら、見てあげるわ」

 

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いわし「では、これは、どうだろうか。いけめん、とかいてあるし、おとこのこ、むけ、である。」

 

私「え?いわしさん、ドラマどころかテレビにも出たことないじゃないですか。しかも月9主演に各局から引っ張りだこって、フジテレビ以外に月9と呼ばれるものはありませんよ」

 

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サワラ「分かる?私のイライラ度は限界よ」

 

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いわし「うーん。では、これ、だろうか。」

 

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サワラ「…覚悟はいいか?」

 

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いわし「いわしは、できてません。」

 

私「2人とも、ちょっとジョジョから離れましょう。でも、こんなに沢山のパターンで新聞を作ったなんて、すごいじゃないですか」

 

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いわし「うむ。こんげつごう、らいげつごう、さらいげつごう、そのつぎのごう、と、たくさん、すとっくを、しておくのである。」

 

私「あのぅー…、聞きづらいことを伺うんですが…これ、全部いわしさんが載っていますけど…いわしさん、来月から1人だけ、クラスが変わりますよね?」

 

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サワラ「そうだったわね。これが発行される頃には、アンタはこのクラスにいないってことだわ」

 

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いわし「それ、なのであるが。じつは、とめちゃんからの、すすめ、なのである。『いわしくんは、ずっと、このくらすの、いちいんだから、いわしくんが、しゅやくの、きじを、3がつぶんまで、かいておきましょう』と。」

 

私「あぁトメさんの勧めでしたか。なら私は反対しません。なんて、いい子なんでしょう。みんながいわしを忘れないように、毎月新聞に載せてくれるなんて」

 

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サワラ「逆に、コイツの事を忘れる奴がいたら、どんなバカか見てみたいけど」

 

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いわし「みなのしゅう〜。しんぶんの、できは、どうであるか?あれ?きゅうべえくんと、しげきよくん。とめちゃんは?ならいごと?ばいおりん?」

 

私「あ。成清さん久しぶりですね。…トメさん、バイオリンを習っているんですか。さすがお金持ちです」

 

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サワラ「ピアノも習っていそうね。…それにしても、あの『猫ふんじゃった』とかいうクレイジーな曲は、いったい何なの?『ふんじゃった』で済ませるんじゃないわよ」

 

私「た、確かに…。改めて歌詞を見てみると、『悪い猫め 爪を切れ』とか『鰹節やるから よっといで』とか…最後は蹴っ飛ばして空まで飛ばして『グッドバイ』ですって」

 

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いわし「ちょっと、きゅうべえくん。なにをする。もう、せんそうは、おわりましたよ。」

 

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サワラ「…久兵衛に踏まれているのかしら。踏まれると、けっこう痛いのよね」

 

私「たまに気づかずに踏んでしまって、本当にすみません」

 

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いわし「ただいま、かえりました。いわしは、また、すくーぷを、とられて、しまいました。」

 

私「どんなスクープですか?投げられたりしたんですか?」

 

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いわし「これ、です。いわしは、みかくにんせいぶつ、でした。」

 

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サワラ「確かに、こんな猫らしくない猫は見たことがないわね。未確認生物だとしたら納得できるわ」

 

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いわし「いわしは、きょうから、みかくにんせいぶつの、いわしとして、いきてゆきます。」

 

私「それ、たぶん今までと変わりませんよ」

 

 

急な記事にはビックリしましたが、学級新聞だったんですね。

最近、トメさんが直接出てこず、寂しさを感じてしまいます。

あと何日かでクラス替えですから、出てきてほしいですね。

 

ではでは。

【不定期】いわしニュース〜驚くほどお高いヘッドホンが発売〜

おはようございます、ゆきんこです。

いわしが、また困っています。

 

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いわし「うーん、うーん。」

 

私「いわしさん、どうしたんですか?トメさんへのプロポーズの言葉でも考えているんですか?」

 

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いわし「ちょっと、おくさん。きいてくださいよ。うちのこったら、こんたくとを、なくして、にゅーすが、よめないって、いってるんですよ。」

 

私「…奥さんとかうちの子って、誰の事ですか?」

 

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サワラ「話が進まないから、私が読むわよ。…えっと、…え?嘘でしょ?……こほん。あのね、ものすごぉぉぉく高いヘッドホンが発売されるそうよ」

 

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いわし「ぼく、ほしいです。100まんえんで、かいます。」

 

私「サワラさんへの借金が101万円あることを忘れないで下さい」

 

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サワラ「…とりあえず、どんなヘッドホンか話すわよ。まずは下の写真を見て頂戴」

 

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私「あ、ヘッドホンだけじゃなくて、アンプとセットなのか。右の部分は、真空管ですね。あたたかみのある音が出るんですよね」

 

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サワラ「その、クマムシの『あったかいんだからぁ〜』みたいな音は分からないわ。私は機械に詳しくないから、専門用語は省くわね。振動板にはプラチナを使っていて、この白い部分は大理石ですって」

 

私「プ、プラチナと大理石…もう、お値段の予想ができません」

 

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いわし「おかあさんが、きょうがくしている。さきほどの、100まんえんでは、おやすかったのかもしれない。」

 

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サワラ「ちなみに、ボリュームのつまみには、真鍮から削り出されたパーツに、クロムメッキというのが施されているんですって。まずは、全体の重さを当ててみなさい」

 

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いわし「では、いわしの、い、ということで、1000ぐらむに、200まんえん、かけます。」

 

私「いわしさん、もう賭け事はやめて下さい。1000gは1kgですよ。大理石がそんな軽いわけないじゃないですか」

 

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いわし「では、1000きろぐらむに、へんこう、してくだせぇっ!300まんえん、うわのせだぃっ!」

 

私「喋り方が誰なのか分からなくなっていますよ。そして1000kgは1tです。上乗せもやめて下さいね」

 

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サワラ「…コイツと話しているとバカが移りそうね。…自動餌やり湯たんぽは?」

 

私「うーん。15kgでどうでしょうか。お金は賭けませんよ」

 

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サワラ「ただのクイズよ。…で、正解は、21kgですって。…ねぇ、これ驚くところだと思うんだけど、アイツの1tのせいで21kgが霞んでいないかしら」

 

私「確かに。よし、気を取り直しましょう。次は、お値段ですね。超超超高音質らしいですし、素材も高そうですね…300万円くらいですか…?」

 

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いわし「ここで、さいごの、おおしょうぶ。1おくえんに、1000まんえん、かけるのである。」

 

私「どっちが何なのか分からなくなってきましたよ。1億円だと思う方に、1千万円賭けるんですね?…いや、賭けるのはダメですってば」

 

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サワラ「…お値段はなんと、600万円よ。…ねぇ、さっきから何なの?アイツが桁違いな数字を言いすぎて、ニュースが霞んでいるじゃない。…まぁ、いいわ。今日だけで私が、いくら儲けたか分かる?」

 

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いわし「かんちゅーはい、3ぼんぶん、くらいだろうか?」

 

私「缶チューハイ?何故そんな、店や商品によって値段の変動があるもので換算するんですか。せめて、うまい棒で換算して下さいよ」

 

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サワラ「1500万円也。ちなみに、今までの借金を合わせると、1601万円也。みなさんも、賭け事には気をつけて頂戴。

…アイツ、カイジの映画に出ないかしら。私、藤原竜也のファンだから、サインが欲しいわ」

 

私「サワラさん、叫ばない藤原竜也さんには興味がないって言ってるじゃないですか。それってファンじゃないと思いますよ」

 

 

今日で、いわしは更に借金王になってしまいました。

あ、ヘッドホンは、ゼンハイザーというところから発売されるようです。

音の詳しいスペックが知りたい方は、公式HPをご覧下さい。

 

ではまた、お昼の定期更新でお会いしましょう。

いわしわくちんの、かいはつをする。

こんにちは。

いわしの勝手な次号予告のせいで、このブログを書いている…いや、書かされている、ゆきんこです。

いわしが、またお願いをしにきました。

 

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いわし「おかあさん。いっしょうの、おねがいです。すきーに、つれていって、ください。」

 

私「え?スキーですか?前にも一生のお願いを使いましたし、今はほとんどシーズンも終わっていますよ」

 

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サワラ「それに、行ったとしてもコイツは滑れないんじゃないの?運動神経が悪すぎるんだから。滑って転んで崖から落ちるに違いないわ」

 

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いわし「いわしせんしゅ、またもや、ころんでしまいました。かたを、だっきゅうした、もようです。」

 

私「いったい何の実況をしているんですか?」

 

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サワラ「そもそも、なんでいきなり、スキーに行きたいとか言い出したのよ。トメちゃんちがスキーに行っているの?」

いわし「それには、ふかーい、わけが、あるのである。」

 

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サワラ「きっと深くないでしょうけど、聞いてあげるわよ」

 

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いわし「いわしは、げれんでが、とけるほど、こいを、したいのである。」

 

私「ゲレンデがとけるほど恋したい…?それは、広瀬香美さんの歌ですね?」

 

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サワラ「ゲレンデが…溶けるほど…?恋の熱によって、ゲレンデを溶かそうっていうの…?…oh,crazy cat…」

 

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サワラ「私には…深すぎるわ……」

 

私「サワラさん、私にも分からないし出来ないので、大丈夫ですよ」

 

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いわし「そこで、げれんでを、とかすには、どれくらいの、ねつりょうが、ひつようなのか、いわしは、けいさんを、したのである。」

 

私「えっ?いわしさん、そんなに数学が得意でしたっけ?」

 

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いわし「すきーじょうの、めんせきが、425へくたーるだとして…40せんちの、ゆきが、つもったとすると…、そこに、ゆきの、みつどをかけて…、みずの、ようかいねつをかけて…でました。2.84×10^13です。」

 

私「すみません。私には全然分からないです。文系なので。その、『^』っていう記号、絵文字の『(*^o^*)』こういうやつでしか見たことないんですけど、いったい何の記号なんですか?」

 

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いわし「ようするに、げれんでの、ゆきを、とかすには、ばくだいな、えねるぎーが、ひつようなのである。たとえるなら、せんそうのときに、ひろしまに、おとされた、げんしりょくばくだんの、はんぶんくらいの、えねるぎーである。」

 

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サワラ「そんなに膨大なエネルギーが必要だっていうの…?それを、計算でコイツが導き出したって…?もう、この世のおわりね…」

 

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いわし「たきのしんくーん。ありがとう。きみの、てんさいてきな、けいさんのおかげで、いわしは、いじわるな、おねいさんを、ぎゃふんと、いわせることが、できたのである。」

 

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サワラ「…えっ?滝之進くんって、そんな天才児だったの?…なんだ、アイツの頭が急に良くなったのかと勘違いしてしまったわ」

 

私「そうですね、私もさすがに驚きましたよ」

 

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いわし「いわしせんぱいは、おんじん?いやいやぁ。じぶん、そんな、たいした、にんげんでは、ないのであるからぁー。」

 

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サワラ「そうね。だって、人間じゃないんだもの」

 

私「サワラさんまで、詩人になるつもりですか?」

 

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いわし「でも、この、のうりょくのことは、まだ、だまっていたほうが、いいと、おもうのである。『てんさいしょうがくせい、たきのしんくん』という、とくしゅうが、くまれるであろう。」

 

私「もう、とっくに広まっていそうですけどね」

 

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いわし「え?じゅぎょうちゅうは、こたえが、わかっても、てを、あげられない?なぜだろうか。はずかしい?では、てすとは?え?ひやかされるのが、いやで、わざと、ちがうこたえを、かいている?」

 

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サワラ「随分、消極的な子供なのね。アイツに半分ぐらい分けてくれないかしら」

 

私「いわしさんは、度胸がありすぎるというか…とにかく大胆ですよね」

 

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いわし「では、たきのしんくんと、いわしの、ふたりで、こんびを、くもうではないか。かんぺきな、わくちんを、つくって、せかいを、あっと、いわせよう。」

 

私「えっ?さっきは、能力をまだ隠しておけって言っていましたよね?」

 

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サワラ「それに、アイツがいても何の役にも立たないわよ。滝之進くん1人でやった方がいいんじゃないの?」

 

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いわし「ただいま、かえりました。いわしは、ぷろじぇくとを、たちあげます。せかいが、へいわになる、しすてむを、こうちくします。」

 

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サワラ「あのねぇ。平和平和って言うけれど、いったい何を持って平和と定義するのよ。日本は戦争こそないけれど、イジメや犯罪はなくならないわ。人間がいる限り、平和なんて作れないわよ」

 

私「うーん。確かに。平和の定義って難しいですね」

 

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いわし「サワラ姐さん、にんげんは、ひつような、そんざいです。ぼくたちに、ごはんを、くれるのは、だれですか?おかあさん、ですね?おかあさんは、にんげん、ですか?」

 

私「そうですねぇ。私は、人間ですねぇ」

 

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いわし「ぼくたちが、びょうきに、なったとき、たすけてくれるのは、だれですか?じゅういさん、ですね。じゅういさんは、にんげん、ですか?」

 

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サワラ「はいはい人間よ。でも私は病院なんて絶対に行かないわ。病気になったらそのまま自然の摂理に流されるだけよ」

 

私「…大丈夫です。ちゃんと連れていきますよ。…かなり重労働ですけど」

 

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いわし「ぼくは、みんなが、しあわせになれるように、『いわしのみず』をかいはつします。おねだんは、なんと10まんえんぽっきり。こころも、からだも、すこやかになる、まほうの、みずです。」

 

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サワラ「そんなまがいものを売り出したら、即ちに牢屋へブチ込むわよ」

 

 

いわしのお友達は、本当に個性的な子が多いですね。

…いわしが人間と同じ学校へ通っている時点で、既に変わっているのでしょうが。

お友達や下級生と仲良くしてくれて、とても嬉しく思います。

 

ではでは。