もてるおとこは、つらいよ。
こんにちは、ゆきんこです。
いわしは、今日も元気に学校へ通っています。
いわし「きょうも、たくさん、べんきょうしたのである。おだのぶなが、というひとは、とても、かっこいい。」
私「あれ、ちゃんとまともに授業を受けているんですね」
サワラ「信長なんて、全然スタイリッシュじゃないわよ」
私「…サワラさんは、武将に何をお求めなんでしょうか」
いわし「せんせい。おだのぶながさんを、ひとことでいうと、ふだん、ばいくを、のりまわして、やすみのひは、ぱちんこに、むちゅうだった、という、はなしですね。」
私「えっ?織田信長がバイクを乗り回して、休みの日はパチンコ?」
サワラ「あら。それならちょっと、好感が持てるわね」
私「サワラさん、そんな男性が好きだったんですか?意外だなぁ」
いわし「え?きょう、まなんだのは、せんせいの、れきしについて、である?のぶながは、でできていない?え?もう、げこうのじかん?さっさとかえれ?」
私「先生って、しくじり先生なんですかね」
いわし「さーくるの、みなのしゅう。きょうは、あるばいとが、あるので、いわしは、おさきに、しつれいする。…え?よねちゃん。なんだろうか?」
サワラ「うわ。出たわよ。性悪女のヨネ。私、ああいうタイプの女って本当に嫌いなの」
私「サワラさん、偏見は良くないですよ。ヨネさんは嘘の同情でいわしさんの気を引こうとしていましたが、それも恋のせいですよ」
いわし「おくじょうに、よびだされたが、なんの、ようじだろうか。『とめちゃんといわしの、でーとだいさくせん』でも、かんがえて、くれるのだろうか。」
サワラ「他の女とのデート作戦なんか、ヨネが考えるわけないじゃない。何があるか分からないから、気をつけなさいよ。…って言っても聞こえないわよね」
いわし「お。よねちゃんと、じょし4にんが、きた。え?いわしに、いいたい、ことがある?え?よねちゃんと、つきあうのか、つきあわないのか、はっきり、させろ?…じょしその1よ。しゅしが、わからないのだが。」
私「これって…、アレですかね?女の子のグループで告白しにくるパターンのやつ」
サワラ「こういう子たち、いるわよね。しかも、告白する本人よりも、周りの女子の方がうるさいのよ」
いわし「じょしその2、なんであるか?よねちゃんは、きょにゅうだし、ちょーかわいいし、いわしせんぱいには、もったいない?そうであるか。で、なんの、ようじだろうか?」
私「…いわしさん、状況がまだ分かっていませんね」
サワラ「女子その2、協力したいのかしたくないのか、どっちなのよ」
いわし「あ、わかったである。いわしは、てんさいなので。よねちゃんは、たきのしんくんの、ことが、すきなのであろう?よし、よんでこよう。」
私「わー、いわしさん、それダメですよ!…あーあ。走るのだけは早いんですよね…」
いわし「たきのしんくんを、つれてきたである。え?こいつは、くらいし、ほんばかり、よんでいて、がりべんっぽいのに、てすとのてんすうも、よくない?」
サワラ「なんで健康的な男子ばっかりモテるのかしら。本当に謎だわ。滝之進くんは化けるわよ。天才だもの。将来安泰よ」
私「そういえば、私が子供の頃好きだったKくんも、ゲーセンのダンスダンスレボリューションが得意で、クラスの女子に『キモい』って言われていました…」
サワラ「なんでサッカーが格好よくてダンスダンスレボリューションはキモいのかしら。本当に分からないわ」
いわし「あっ。あるばいとの、じかんである。あとは、わかい、みなさんで。では。」
私「いわしさん、1つしか学年違わないじゃないですか。あと、この状況で残されたら滝之進くんが可哀想ですよ」
いわし「ばばぁー、いわしが、きたである。よびだしを、くらって、おくれてしまった。え?さきに、いわしの、たいむかーどを、きっておいて、くれた?ばばぁも、いいところが、あるではないか。」
サワラ「ババァ、いいところだらけじゃない」
いわし「いらっしゃいませ。おひとりさまですか?おじかんは?おたばこは、おすいに、なりますか?きしゅは、どれに、いたしましょう?だむ、ですね。では、こちらへ、どうぞ。」
私「あれ?いわしさんがアルバイトしているのって、フィットネスクラブですよね?」
サワラ「他にもあるみたいだけど、ババァと一緒にバイトしているのはフィットネスクラブのはずよ」
いわし「ばばぁ、ちゅうもんである。こーら、あいすてぃーに、がむしろっぷ2つ、じんじゃーはいぼーる、めろんそーだ、を、よういしろ。そして、304ごうしつへ、はこべ。」
私「…カラオケ店、ですかね?」
サワラ「『きしゅは、だむ』ってよく分からなかったけど、カラオケの機種がDAMってことね。JOYSOUNDとか、選べるのよね」
いわし「ばばぁ、ばいとさきを、てんてんとするのも、たのしいものであるな。え?わかいこが、おおくて、ばばぁには、むかない?きこえないのであるが。」
私「思いっきり聞こえているじゃないですか。そして野〇々村議員ポーズはやめましょうね」
いわし「ただいま、かえりました。がっこうにいって、さーくるに、かおだけだして、あるばいとを、しました。」
サワラ「キャンパスライフを謳歌しているようで、何よりよ」
いわし「ばばぁを、さそって、あたらしい、ばいとさきに、いってみたが…。やはり、ばばぁには、ばばぁの、あるばいとが、あるらしい。」
私「この前みたいな締めはやめて下さいね」
いわし「ひとには、ひとの、にゅうさんきん。
ばばぁには、ばばぁの、ばいとさき。
よねちゃんには、しんしの、たきのしんくん。
いわしには、かわいくてやさしい、とめちゃんが、おにあい、という、1にちでした。」
サワラ「ヨネちゃんと滝之進くんは不釣り合いだし、乳酸菌とトメちゃんは今回出てきていないわよ」
いわしは、告白されたと思っていないようです。
滝之進くんは、無事だったのでしょうか。うちのいわしが、迷惑をおかけしてすみません。
毎度ですが、サワラもなんだかんだ言っていわしを心配していて、優しいお姉さんで嬉しいです。
ではでは。