いわし、しんぶんに、のる。
こんにちは。今日も、いわしの予告通りにブログを書かされている、ゆきんこです。
今日は、いったい何が起こるのでしょうか。
いわし「おかあさん、すみません。いわしは、すくーぷを、とられて、しまいました。いますぐ、サワラ姐さんをつれて、ここから、にげてください。」
私「えっ?いわしさん、どうせ夢の中で撮られたんでしょう?いったい何をやらかしたんですか」
サワラ「前に、健康志向だから酒もタバコもクスリもやらないって言っていたわよね。…不倫?…いや、ないわね。小学2年生のトメちゃん一筋だもの。…まさかピーーーーー」
私「サワラさん、いわしがそんな事をするような子に見えますか?頭は良くないですけど、悪い子じゃないですよ」
サワラ「…じゃあ、いったい何なのよ」
いわし「これです。これに、のってしまいました。」
私「えっ?居眠り写真が流出?…でもこれ、イニシャルがEになってますよ?いわしさんは、Iですよね?」
いわし「いわしは、いー、では、なかったのか。まちがえてしまった。」
私「え?これ、いわしさんが書いたんですか?…このTというのは…トメさん…では、ないですよね?」
いわし「だいごろうくんの、てぃー、である。…そうか。とめちゃんと、おなじ、いにしゃるであるから、ごかいを、あたえてしまう。」
サワラ「大五郎だったら、イニシャルDでしょう。あ、某豆腐店の走り屋マンガの事じゃないわよ」
いわし「いわしは、まだまだ、べんきょうが、たりないのである。」
私「それにしても…こんな三文ゴシップみたいな記事、どうして書いたんですか」
いわし「そうであった。それは、がっきゅうしんぶんを、つくろう、という、はなしになって、おもしろい、しんぶんが、よい、という、ことになった。」
私「学級新聞って、もっと明るい話題にしましょうよ。これ、告発新聞みたいになっていますよ」
いわし「では、これは、どうだろうか。とても、あかるい、わだいである。」
サワラ「…は?学園のマドンナ?アンタ男じゃないの。こういうのを、記事の捏造って言うのよ。マドンナに相応しいのはトメちゃんしかいないわ」
私「トメさんなら、誰も文句は言わないでしょうね。私も一票入れましょう」
いわし「こちらは、がんばって、しんぶんを、つくっているのに、だめだししか、しない。じょしというのは、そういう、ものである。」
サワラ「頑張って書いたとしても、捏造はダメって言ってるのよ。ちゃんとしたやつを持ってきたら、見てあげるわ」
いわし「では、これは、どうだろうか。いけめん、とかいてあるし、おとこのこ、むけ、である。」
私「え?いわしさん、ドラマどころかテレビにも出たことないじゃないですか。しかも月9主演に各局から引っ張りだこって、フジテレビ以外に月9と呼ばれるものはありませんよ」
サワラ「分かる?私のイライラ度は限界よ」
いわし「うーん。では、これ、だろうか。」
サワラ「…覚悟はいいか?」
いわし「いわしは、できてません。」
私「2人とも、ちょっとジョジョから離れましょう。でも、こんなに沢山のパターンで新聞を作ったなんて、すごいじゃないですか」
いわし「うむ。こんげつごう、らいげつごう、さらいげつごう、そのつぎのごう、と、たくさん、すとっくを、しておくのである。」
私「あのぅー…、聞きづらいことを伺うんですが…これ、全部いわしさんが載っていますけど…いわしさん、来月から1人だけ、クラスが変わりますよね?」
サワラ「そうだったわね。これが発行される頃には、アンタはこのクラスにいないってことだわ」
いわし「それ、なのであるが。じつは、とめちゃんからの、すすめ、なのである。『いわしくんは、ずっと、このくらすの、いちいんだから、いわしくんが、しゅやくの、きじを、3がつぶんまで、かいておきましょう』と。」
私「あぁトメさんの勧めでしたか。なら私は反対しません。なんて、いい子なんでしょう。みんながいわしを忘れないように、毎月新聞に載せてくれるなんて」
サワラ「逆に、コイツの事を忘れる奴がいたら、どんなバカか見てみたいけど」
いわし「みなのしゅう〜。しんぶんの、できは、どうであるか?あれ?きゅうべえくんと、しげきよくん。とめちゃんは?ならいごと?ばいおりん?」
私「あ。成清さん久しぶりですね。…トメさん、バイオリンを習っているんですか。さすがお金持ちです」
サワラ「ピアノも習っていそうね。…それにしても、あの『猫ふんじゃった』とかいうクレイジーな曲は、いったい何なの?『ふんじゃった』で済ませるんじゃないわよ」
私「た、確かに…。改めて歌詞を見てみると、『悪い猫め 爪を切れ』とか『鰹節やるから よっといで』とか…最後は蹴っ飛ばして空まで飛ばして『グッドバイ』ですって」
いわし「ちょっと、きゅうべえくん。なにをする。もう、せんそうは、おわりましたよ。」
サワラ「…久兵衛に踏まれているのかしら。踏まれると、けっこう痛いのよね」
私「たまに気づかずに踏んでしまって、本当にすみません」
いわし「ただいま、かえりました。いわしは、また、すくーぷを、とられて、しまいました。」
私「どんなスクープですか?投げられたりしたんですか?」
いわし「これ、です。いわしは、みかくにんせいぶつ、でした。」
サワラ「確かに、こんな猫らしくない猫は見たことがないわね。未確認生物だとしたら納得できるわ」
いわし「いわしは、きょうから、みかくにんせいぶつの、いわしとして、いきてゆきます。」
私「それ、たぶん今までと変わりませんよ」
急な記事にはビックリしましたが、学級新聞だったんですね。
最近、トメさんが直接出てこず、寂しさを感じてしまいます。
あと何日かでクラス替えですから、出てきてほしいですね。
ではでは。