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おかしな猫との日常会話レッスン

毎日猫たちと会話して生活しています。

でーとって、おいしいの?

こんにちは、ゆきんこです。

いわしが、目を輝かせながらこちらへ来ました。

 

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いわし「あのー。いまから、ぎんざに、いくのであるが。ようふくを、よういして、もらえないだろうか。」

 

私「えっ?本当にトメさんと、銀座でデートするんですか?しかも今日?どうしよう。トメさんってお嬢様でしたよね。どんな服がいいんでしょうか」

 

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サワラ「どうせ夢の中でデートするんだから、服なんて買わなくていいわよ」

 

私「あ、そうでしたね」

 

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いわし「このふくは、だめーじじーんずであるから、とめちゃんとのでーとには、ふさわしくないのである。」

 

私「もしもしー。あ、私、いわしの母で、自動餌やり湯たんぽ…じゃなくて、ゆきんこと申します。トメさんのお母様はいらっしゃいますか?」

 

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サワラ「どこに電話をかけてるのよ」

 

私「あ、トメさんのお母様でいらっしゃいますか?いつも、いわしがお世話になっております。えぇ、そうです。子供2人だけで銀座へ行かせるというのは、いかがなものかと…」

 

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いわし「うちが、びんぼうであるから、とめちゃんの、おにいさんの、ふくを、かりるのでは、ないだろうか。ぼくは、はずかしい。」

 

私「あら、同じ意見でいらっしゃいますか。大変嬉しく思います。では、3丁目の公園で。あ、ジャンボ広場の方でよろしいですか?はい。では失礼いたします」

 

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いわし「おかあさん。はずかしいまねは、やめるのである。だいのおとなが、みっともない。」

 

私「いわしさん。デートの場所が、変更になりました。3丁目の公園です。ジャンボすべり台があるところですよ」

 

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いわし「えっ。」

 

私「えっと…銀座に、テロリストの予告犯が現れたそうです。まだ一部の機関しか放送していませんので、テレビではやっていません」

 

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サワラ「そんな下らない嘘、このバカだって信じないわよ」

 

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いわし「たいへんだ。とめちゃんが、ぎんざに、もう、むかっているかもしれない。たすけに、いかないと。ここを、あけてください。」

 

私「いわしさん、いつの間に入ったんですか?扉は隣にありますよ。空いています。そしてトメさんは、まだご自宅ですよ」

 

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いわし「おかあさん。ぼくは、ぎんざの、いや、ちきゅうのへいわを、まもるために、ぎんざへと、しゅっぱつせねばならない。かならず、いきて、もどってくる。」

 

私「えっ?トメさんとのデートは?いいんですか?」

 

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いわし「いわしは、かんがえたのである。ちきゅうのへいわを、まもれば、とめちゃんも、『いわしくん、すごいわ!』と、ほめてくれるであろう。」

 

私「サワラさん、どうしましょう。いわし、完全に信じてます。今の私の気持ちは…『駄目だこいつ… 早くなんとかしないと…』です」

 

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サワラ「しょうがないわね…いい?銀座には、久兵衛が向かったわ。戦争の時にコッソリ持ち帰った、火縄銃を持って。アンタは何の役にも立たないわ」

 

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いわし「こまった。きゅうべえくんに、かなうものは、いない。せんせいにすら、やりをなげて、みごとに、てきちゅうさせ、きんしんを、くらっていた。」

 

私「あのー、先生はご無事だったんですか?」

 

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サワラ「そんなことより、アンタ早く行かないと、トメちゃんは今頃待ちぼうけよ。『いわしくん、約束したのに来ないわ。約束を破る男なんて大嫌いよ』とか言われるわよ」

 

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いわし「あああ、そうであった。まえに、とめちゃんと、つきあっていた、しげきよくんも、『おれ、とめ、いのちだから。とめしか、みてねぇから。』と、やくそくしたのに、5またをかけて、ふられていた。」

 

私「成清さんって、ヤンキーみたいな喋り方だったんですね。お嬢様のトメさんとは合わない気がします」

 

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サワラ「ほら、早く行きなさい。…行きなさいっていうのは、寝なさいってことよ」

 

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いわし「とめちゃーん。おまたせである。ぎんざで、ちきゅうのへいわを、まもっていたら、ちこくしそうに、なってしまったのである。」

 

私「いわしさん、嘘は良くないですよ」

 

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いわし「え?まちあわせの、ばしょが、きゅうきょ、へんこうになったのに、よく、このじかんに、これた?すごい?いやいや〜、いわしは、はしるのだけは、はやいのである。」

 

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サワラ「トメちゃんは何時間、公園で1人で待つつもりだったのかしら」

 

私「しっかりしたお嬢さんですねぇ」

 

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いわし「え?きょうは、らいちゃんも、いっしょ?もともと、そういう、やくそくであった?」

 

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サワラ「そういえば、元々デートをする約束をしたのって、アイツがトメちゃんと卓球をして、ライちゃんは審判をやって…で、どうしたんだったかしら?」

 

私「いわしが負けて、『負けたところは見なかったことにしてほしい、銀座でキルフェボンを奢るから』と」

 

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サワラ「ああ馬鹿らしい。最初から、2人きりじゃなくて3人だったんじゃない」

 

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いわし「ではー、おままごとを、やろう。ふたりとも、すかーとなので、なかみがみえたら、たいへんである。」

 

私「それ、中身とは言いませんよ」

 

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いわし「とめちゃん。おままごとで、ごはんを、つくってみては、どうだろうか。え?じぶん?ぼくは、かっぺりーにと、てりーぬを、つくろう。」

 

私「それ、私も作れませんよ」

 

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いわし「らいちゃん。にんじんは、かたいから、じぶんが、きろう。え?おんなが、りょうりをつくる、という、きまりみたいなものが、だいきらい?では、いわしが、ぜんぶ、つくろう。」

 

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サワラ「そうよね。時代は変わったのよ。共働きなのに、女が料理を作るべきだ、みたいな風習はおかしいわ」

 

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いわし「ただいま、かえりました。」

 

私「いわしさん、おかえりなさい。どうでしたか?」

 

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いわし「きいて、おどろくな。いわしは、ふたりのおなごに、どうじに、すかれているのだ。」

 

私「えっ?トメさんとライさんから、告白されたんですか?」

 

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いわし「こくはくは、じょしから、するものではない。わかるのである。

とめちゃんからは、『おしゃれなりょうりがつくれる』とほめられ、

らいちゃんからは、『おとこなのに、めめしいよねー』と、ほめられたのである。」

 

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サワラ「ライの方、全く褒めてませんけどー。」

 

 

結局、トメさんとのデートは失敗してしまいましたね。

でも、銀座にいわしが1人で出掛けることにならなくてよかったな、と安心してしまう、バカ親なのでした。

 

ではでは。