りゅうこうにのってみる。
こんにちは。気が付いたらiPhoneの写真フォルダが、猫の写真だけで1000枚をとうに超えていたゆきんこです。256GB、万歳。
今日はサワラさんに、気になっていたことを聞こうと思います。
私「サワラさん、猫の中で、流行とかブームってあるんですか?」
サワラ「そうね。マグロ缶がブームだったり、頭をこすりつけるのがブームだったりするわよ。今は、新参者をいじめるのが好きだわ」
私「いじめないで下さい。…そうじゃなくて、世間の猫たちの間で流行とかないんですか?サワラさんは昔、外にいたでしょう?」
いわし「じぶんは、ちいさいころ、おとなのごはんをたべるのが、きょうだいのあいだで、はやっていた。」
サワラ「アンタ、今でも充分小さいわよ」
いわし「もっともっと、ちいさかったときのことである。」
私「あぁ、そのキャットフードのお話、いわしを譲ってもらう時に聞きましたね。確か、いわしたちがお母さん猫のご飯を食べてしまうから、お母さん猫は子猫用のご飯を食べていたとか」
サワラ「なんで、子猫用のご飯なんか食べなきゃいけないのかしら。私は子供がいなくてよかったわ」
私「…サワラさん、毎日食べてますよ。サワラさんがいわしのご飯しか食べないから、仕方なく同じご飯に変えたんですよ。だから最近、太って…」
サワラ「レディに体重の話は禁物よ」
私「すみません。そうだ、流行ですよ流行。例えば、私が小学生だった頃は、ヤマンバとかいうギャルが流行っていて、肌を焼くのは嫌でしたけど、中学生の時に、高校生の間でルーズソックスが流行っていたんですよ。肌が白くても履けるんですよ」
いわし「やまんば、というひびきは、とてもいい。おどれそうだ。」
私「あ、パラパラっていう踊りをしてましたね。無表情で。いわしさん、踊れますかね?
…で、ルーズソックスに憧れていたんですけど、いざ高校生になったら、流行が変わって、流行りは紺ソックスになっていたんですよ。あれは残念でしたね」
サワラ「だったら、今履けばいいじゃない。自動餌やり湯たんぽは、新聞屋が来ても『お父さんかお母さんいますか?』って聞かれて、『いません』で追い返せるんだから」
私「あれは驚きましたね。確かに、かなり小柄でけっこう童顔なのは分かっていますけど。でも、高校卒業してから制服なんか着たら、それはコスプレですよ」
サワラ「私には分からないわね。流行とやらは。荒川の土手で遊んでいたら石を投げられたから、小名木川の方に行ったりしたくらいかしら」
私「小名木川、懐かしいですね。サワラさんが小名木川に居たから、私は会えたんですよ。でも、やっぱり野良猫っていじめられたりするんですね。前の蒼ちゃんも、そうだったし。なんだか悲しいです」
サワラ「ところでこの家では、毛のかたまりをテレビ台に置くのが流行っているの?」
私「え?…それは…いわしさん、ですね。」
いわし「いよーーい、のこった。」
私「いわしさん、相撲でもやるんですか?確かに流行っていますけど。勝てる相手は、この家にはいませんよ」
いわし「では、やめておくとしよう。」
私「今日はずいぶんと早く諦めましたね」
サワラ「あ、ゴッドタン観てるじゃない。私、あの番組好きなのよ。℃-uteの岡井ちゃんと、小池が好きよ。弾けていて好感が持てるわ」
いわし「ぼくは、てじまゆうが、いいとおもう。あと、げきだんひとり。えんぎがうまい。」
サワラ「わかるわ。アンタもいい趣味してるじゃない」
猫界のブームはないけど、自分のブームはしっかりあるんだなぁ、と思ったのと、
サワラといわしが好きなテレビ番組を仲が良さそうに見ているのは、とてもいいなぁ、と思うのでした。
ではでは。