私だって我慢しているのよ。
こんにちは、ゆきんこです。
今日はタイトルでお分かりの方もいるかもしれませんが、サワラ姐さんのお話です。
サワラ「あのガキが来てから、私が一番優先じゃなくなったわね。非常につまらないわ」
私「サワラさん、聞いて下さいよ。私がいわしを撫でたり抱っこしているのは事実ですよ」
サワラ「見れば分かるわよ」
私「でも、サワラさんは、撫でたら噛むし、抱っこしたら暴れ回るじゃないですか。嫌がってるのかなと思って、したくてもできないだけなんですよ」
サワラ「私は噛んだり引っ掻きまくるのが好きなのよ。」
私「えーと、オモチャを噛んだり、爪とぎをひっかいたりしてもらえないでしょうか?」
サワラ「私だって、色々我慢しているのよ。いい?アンタは自動餌やり湯たんぽよ。それが、今じゃ自動餌やり器じゃない。湯たんぽはどこにいったのよ」
私「すいません…常にいわしがいる訳でもないので、好きな時に膝の上にいらしてください…」
サワラ「言ったでしょ。他の奴が使ったものは、使いたくないのよ」
私「あ…。毎朝、イビキのお兄さんに甘えてたみたいですけど、いわしが来てから甘えてこなくなったのは、そういうことだったんですね…」
サワラ「分かればいいわ。代わりに、毎日私にだけ高級なマグロの缶詰を持ってきなさい」
私「え?毎日?あ……えっと、努力してみます」
いわし「サワラ姐さんが、あんなにまどろんでいる。やっぱり、しゅうげきするのは、すとーぶのまえにしよう。」
私「あっ、いわし!やめてください!今はマズいです!」
サワラ「この卑怯者も、なんとかしてちょうだい」
いわし「もっとごはんがおいしくなるには、どうしたらいいだろう。」
コロコロ気が変わるいわしと、拗ねてしまってプイっと向こうを向いてしまったサワラ姐さん。
なんとかなったらいいなぁ、と思っている、今日この頃でした。
ではでは。