ちがうくらすに、てんにゅうする。
こんにちは、ゆきんこです。
いわしが学校へ通っている、いつもの日常です。
いわし「あ。せんせい。おはようございます。え?もう、5じかんめだ?おまえみたいな、せいとは、みたことがない?」
私「いわしさん、今日の朝はサワラ姐さんを追っかけ回していましたからね」
サワラ「えぇ、大迷惑よ。私が近寄らないでって合図を出しても、追いかけてくるのよ」
いわし「えっ?おまえなんか、とびきゅうより、かくさげだ?これから、1ねんせいの、くらすに、いけ?」
私「いわしさん、目が半目ですよ」
サワラ「確か、人間年齢に換算すると小2じゃなくなるから、飛び級するって話があったわよね」
私「ああ、あの話どうなったんでしょう。でも、格下げですか。頭は良くないですからね」
いわし「え?おふれこだが、じつは、たきのしんくんの、たんにんの、ふじこせんせいに、そうだんされた?くらすで、ういているから、なんとかしたい、と?」
私「フジコ先生って、ルパン三世のフジコちゃんみたいな先生なんですかね」
いわし「せんせい、そういうこと、ですね。ふじこせんせいに、らぶちゅうにゅう、したいのであろう?」
サワラ「『ラブ注入』っていうつまらないギャグ、誰だったかしら?」
私「楽しんごさんですよ」
いわし「1ねん2くみの、みなさん。2ねん4くみからやってきた、いわしです。けむくじゃらですが、なかよく、してください。」
私「わー、早速下級生のクラスに突入しましたよ」
サワラ「ねぇ、先生も、フジコちゃんから『あの猫みたいな奴をクラスに寄越して』とは言われていないんでしょう?ただ相談されただけよね?」
いわし「ふじこせんせい。おっ、かなりの、きょにゅうである。びじんだ。いわしのせきは、どこだろうか?…え?きゅうすぎて、ない?」
私「やっぱり巨乳なんですね…」
いわし「はい、ふじこせんせい。しばらくは、たきのしんくんの、ひざのうえで、もんだいないだろうか?」
サワラ「滝之進くんが、猫を連れてきたみたいな構図になるわよ」
いわし「たきのしんくん、よろしくである。これは?ぷらもでる?かっこいい。がんだむは、すごい?もびるすーつ?こんど、うぃきぺでぃあさんに、きいておく。」
私「わー。滝之進さん。ただでさえ浮いているのに、オタク感を出したらダメですよ」
いわし「あれ?かみが、おちている。たきのしんくん、なんとよむ?じぶん、かんじが、にがてなので。え?『あのねこ、ちょう、くうきよめない。うざい』?じぶんは、いわしであるから、きっと、ほかのねこのことであろう。」
サワラ「それ、アンタのことよ」
いわし「あのー。じぶん、きょにゅうの、ふじこせんせいに、だかれたいのだが。あれ?みんな、しずかになった。なぜだろうか。」
私「いわしさんが巨乳とか抱かれたいとか言うからですよ。周りは人間の子供たちなんですから」
いわし「え?もう、もとのくらすへ、かえれ?おにきょうかんに、いじめられるのだが、しかたない。」
いわし「みなさん。いわしのことは、きらいになっても、たきのしんくんの、ことは、きらいに、ならないでください。」
私「前田敦子さんですかね」
いわし「せんせい。うまく、やりましたよ。きっと、ふじこせんせいも、めろめろですよ。『ありがとうせんせい、すきよ』と、なるでしょう。あ、もう、ほうかごですね。」
サワラ「ならない気しかしないわね」
いわし「あれ。せんせいが、ふじこせんせいに、なぐられている。『あたまおかしいの?あんなねこを、よこすなんて、さいていよ。おかげで、たきのしんくんは、おたくだとおもわれてしまったわ。よけいなことしないで』?」
サワラ「ほら見なさいよ」
いわし「たきのしんくーん。いっしょに、かえろう。え?きょうは、ありがとう?いやいやぁ。ひざのうえは、すきであるからぁ。」
私「何故か滝之進くん、いわしさんに感謝してますよ」
いわし「え?くらすの、だんしに、ぷらもでるがすきな、ひとがいて、なかよくなれた?それは、とてもとても、いいことである。いわしも、こんど、いっしょに、やりたい。」
サワラ「滝之進くん、友達ができて本当に良かったわ。アイツが余計な事をしたから、いじめられるんじゃないかって不安だったのよ」
私「いわしさん、プラモデル作れるかなぁ」
いわし「あ。あるばいとを、いっしょに、してみないか?とてもたのしいし、ばばぁもいる。1日たいけん、である。」
私「店長さんの許可とか要らないんですか?」
いわし「ばばぁー。ともだちを、つれてきた。たきのしんくん、である。え?しすてむがこわれて、ぱそこんが、うごかない?おまかせを。」
サワラ「絶対アンタ何もできないわよ」
いわし「かたかたかたかた…できました。しすてむを、1からつくりなおして、かなり、べんりに、しました。つかいかたは、こちらです。」
私「…これ絶対、滝之進くんの指示ですよね」
いわし「え?てんちょうも、おどろきの、しすてむである?せかいじゅうから、しすてむについての、ちゅうもんが、さっとうするかも?…いんぜいは、いわしまで、おねがいします。」
サワラ「そういうの、印税って言わないわよ。…それに、滝之進くんにあげたら?」
いわし「ただいま、かえりました。いわしには、こんご、ばくだいな、かねが、はいってくる。10おくえんの、しゃっきんも、かんたんに、かえせるであろう。」
私「どうせ、またそれで賭け事をするんでしょう」
サワラ「で、また負けるわよ」
なんと、先生は他の先生が好きだったんですね。
でも、いわしさんも滝之進くんも嬉しそうで、何よりです。
賭け事だけは、やめてもらいたいですね。
ではでは。