おかしな猫との日常会話レッスン

毎日猫たちと会話して生活しています。

ろうどうについて、たたえる。

こんにちは、ゆきんこです。

いわしが、学校から帰ってきました。

 

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いわし「ただいま、かえりました。たしかに、かえったのだが、また、でかけないと、いけないのである。」

 

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サワラ「だったらそのまま帰ってこなくていいわよ。ずっと寝ていなさいよ」

いわし「じぶんも、そうしたかったのは、やまやまである。だが、おやごさんの、きょかを、と、いわれたので。」

 

私「え?私の許可ですか?バンジージャンプでもする気ですか?」

 

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いわし「その、ばんじーなんとかは、わからない。いわしは、あるばいとを、するのである。」

 

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サワラ「えっ?いったいどこの企業が、コイツを雇ってくれるっていうの?」

 

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いわし「このまえ、しょくばたいけんを、した、おみせである。いくつか、おふぁーが、あったのだが…とりあえず、ばばぁのいる、ふぃっとねすくらぶに、いってみようと、おもう。」

 

私「あの…小学生って、アルバイト禁止ですよ?」

 

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いわし「それは、おみせも、なやんだ、らしいのだが…いわしは、しょうがくせい、というより、『いわし』なので、えっと…なんだっただろうか。かんば…。あ。かんばんむすめ、であった。それとして、そこに、いればよい、とのことである。」

 

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サワラ「アンタは男だから、少なくとも看板娘じゃないわよ。せいぜい、看板猫ってところじゃないの。猫の本能はないけれど」

 

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いわし「すみません。きょうから、おせわになります。まぐろしょうがっこうからきました、いわしです。」

 

私「えっ?いつの間に行っちゃった、ていうか寝ちゃったんですか?私、まだ許可してないんですけど」

 

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サワラ「まぁ、すぐ寝るのは同じ猫として同情しなくもないわね。…アイツの場合は、猫という分類に入れるかどうかが問題になってくるけど」

 

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いわし「おっ。ばばぁではないか。これは、なにをする、どうぐであるか?え?あぶないから、さわるな?まったく、あいかわらず、いじがわるい、ばばぁである。」

 

私「いわしさん、首が締まりそうでしたよ。おばさま、いい人じゃないですか」

 

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いわし「え?いわしの、しごとは、うけつけである?ここは、あぶないものばかりだから、しんにゅうきんし?…しかたあるまい。ばばぁのいうことは、きいておくとする。」

 

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サワラ「バイト先の先輩なんだから、ババァじゃなくて名前で呼びなさいよ」

 

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いわし「あ。おきゃくさまである。いらっしゃいませ。かいいんしょうは、おもちですか?え?ぷーるは、あるか?おまちください。ばばぁ、ぷーる、というのは、ここにあるか?」

 

私「施設の事を、もう少し知ってから受付をやった方がいいんじゃないですかね?」

 

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いわし「おきゃくさま。ここに、ぷーるは、ないそうです。でも、おきゃくさまが『およぎたい』と、こころから、そうおもっているとき、ぷーるは、おきゃくさまの、こころのなかに、ひろがっています。」

 

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サワラ「なんていう案内の仕方なのかしら」

 

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いわし「え?こんなに、ふかい、ことをいわれたのは、はじめてである?いますぐ、じぶんと、むきあって、およぐことにする?どうぞ。」

 

私「そのお客様…、そのへんで脱ぎ出したりしないですよね?」

 

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いわし「ばばぁ。あのやろう、そこで、ふくをぬいでいるけど、とめなくて、よいだろうか。え?119ばん、した?よかろう。」

 

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サワラ「…ババァ、そこは110番よ。…頭がおかしいから脳外科に見せたいって言うなら別だけど」

 

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いわし「おい、ばばぁー。たくさん、はたらくと、つかれるであるな。え?きゅうけい、しよう?まさか、いわしを、たべるきでは、ないだろうな。」

 

私「いわしさん、まだそこまで働いていませんよ」

 

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いわし「うーん。はたらいた、あとの、おちゃは、うまい。え?あめちゃん?くれるのか?ばばぁの、あせは、はいっていないか?」

 

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サワラ「飴なんだから、食べたくなければ持って帰ってくればいいじゃない」

 

私「それにしても、前から思っていましたが、あの方はひどい言葉使いをされても、いわしさんに親切にしてくれますよね」

 

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いわし「おい、ばばぁ。いわしは、おどりを、やってみたいんだが。え?ばばぁは、ふらめんこの、せんしゅけんで、ゆうしょうしたことがある?」

 

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サワラ「…ババァ、すごいじゃない」 

 

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いわし「では、つぎの、たいかいで、『いわしうぃずばばぁ』として、しゅつじょうしよう。え?ばばぁ、なくでない。え?うれしなき?」

 

私「いわしwithババァ?おばさま、そこは意義を唱えましょうよ」

 

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いわし「あ。もう、こんな、じかんである。つぎの、ばいとへ、いかなければ。ばばぁ、また、つぎの、しふとの、ときに。」

 

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サワラ「…バイト、掛け持ちしてたの?」

 

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いわし「やすいよ、やすいよーっ。もってけどろぼーっ。この、でんしじしょっ。なんと、130さつの、じしょが、こんなに、こんぱくとさいずに、おさまってるよっ。いまかうと、しんめいかいこくごじてんと、じーにあすえいわじてんの、2さつも、ついてくるよっ。いますぐ、でんわしろぃっ。」

 

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サワラ「通販番組…?っていうか、電子辞書のオマケに本の辞書が2冊?全然いらないわよ」

 

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いわし「ただいま、かえりました。ほんとうに、かえった、という、いみです。はたらく、というのは、とても、たいへんな、ことですね。」

 

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サワラ「アンタのそれ、働いたうちに入らないわよ」

 

 

いわしさんも、とうとうアルバイトを始めるようになったんですね。

我が子の成長があまりにも早すぎて、たまに置いていかれそうになります。

でも、まだまだ子供の部分もあって、やっぱり可愛いな、と思うのでした。

 

ではでは。