あふれるさいのうを、よにはなつ。
こんにちは、ゆきんこです。
いわしが、何かひらめいたようです。
いわし「うむ。きっと、あのてこのてを、つかうより、この、ほうほうは、かくじつである。」
私「いわしさん?怖い顔をして、どうしたんですか?また大儲けの事でも考えているんじゃないでしょうね」
いわし「ちがうんです、ちがうんですよ。せけんは、そんなことを、もとめているんじゃ、ないんです。よろんに、みみを、かたむけて、ください。」
私「…世論?いったい何の話をしているんでしょうか」
サワラ「猫になるのを諦めて、政治家にでもなるつもりなんじゃないの?…なれる可能性は0だけど」
私「いわしさん、私たちにも分かるように、説明してくれませんか?」
いわし「いいでしょう。わからないひとには、せつめい、してあげます。じぶんは…、とめちゃんに、みりょくを、わかってもらうために、このあふれんばかりの、さいのうを、かいか、させたいと、おもったのである。」
私「…溢れんばかりの才能?作文は、なかなかうまく書けていましたよ。変なところもありましたけど」
サワラ「確かに。悔しいけど、私にはあんな作文は書けないわ。あれをちゃんと書き直したら、いい線いくと思うわよ」
いわし「また、じょしたちは、さくぶん、とかいう、ちいさいところで、まとまろうと、している。じぶんは、おとこなので、もっと、おおきな、ところで、しょうぶ、してみたいのである。」
私「大きなところ…?男とか女とか関係なく、自分が得意な分野で才能を発揮するのは、素晴らしいことですよ」
サワラ「はぁ、これだから男は困るわ」
私「サワラさん、全ての男性がいわしさんのような思考ではないと思いますよ」
いわし「まずは、りょうり、である。めめしい、と、おもわれるかも、しれないが、はやみもこみちさんのように、かっこよくも、なれるのである。」
私「本当にすみません。…サワラさん、速水もこみちさんって、かっこいいんですか?」
サワラ「人には好みがあるけど…、あの人の場合は、ネタにされたり笑われてる方が多いわね。元はイケメンだと思うんだけど」
いわし「あっ。じぶん、てんさいてきな、りょうりを、おもいついてしまった。あぼかどに、ちーずをのせて、おーぶんで、やきます。」
私「あ、それ美味しそうですね」
いわし「やきあがったものが、こちらに、あります。これに、ばるさみこすを、200ccかけて、さくらんぼと、ちょこと、めーぷるしろっぷを、かけます。」
私「えっ。バルサミコ酢は確かに風味で使うことがありますが、200ccも入れたらダメですよ。鼻がツーンとしますよ」
サワラ「チーズを乗せて焼くっていうから、スイーツだと思わなかったわ。ベーコンも焼いて、あらびき黒胡椒でもかければ、いいおつまみになりそうなのに」
私「…サワラさんの方が、料理に向いているんじゃないですかね」
サワラ「何年一緒に暮らしてきたと思ってるのよ。自動餌やり湯たんぽが料理しているところ、ずっと見てきたんだもの。勝手に覚えちゃうわ」
いわし「あのー。おはなしちゅう、すいません。ぼくに、りょうりは、まだ、はやい、という、ことで、よろしいですか?」
私「あ、そうですね。そういう事にしておきましょう。料理は、もう少し経ってから。あと、私と一緒に作りましょうね」
いわし「では、つぎの、さいのうへ、きりかえたいと、おもうのだが。さくしか、なんて、どうだろうか。」
私「作詞家ですか?秋元康さん的な?」
サワラ「作文は書けるんだし、料理よりはマシじゃないの?」
いわし「では、いきます。たいとる『しっこくの、あおい、ばら』さくし・いわし。さっきょく・おかあさん。」
私「えっ?私が作曲するんですか?あと、『漆黒の青いバラ』って、黒いんですか?青いんですか?」
いわし「『へいよー。ここはしっこく、こめはざっこく、きみはざんこく、ぼくはひなんかんこく。』」
私「えっ?ラップなんですか?『漆黒の青いバラ』が?」
サワラ「ちゃんと韻を踏んでいるところがムカつくわね」
いわし「きぶんあげあげ、そこはもみあげ、まつりのーよるはやっぱからあげ。」
私「…これ、作曲ほとんどいらないですね」
いわし「せいほーーぉ」
私「ほーぉ」
サワラ「なにノってんのよ」
私「すいません…つい…」
いわし「おれはいやしのいわし、おまえいわしのこやし、みんなおれにめろめろ、とろけるきっすできょうもかりめろー。」
私「いわしのこやし?カリメロ?だんだん、訳が分からなくなっていますよ」
サワラ「漆黒の青いバラはいつ出てくるのよ。待っているんだけど」
いわし「そうさこれはしっこくのばら、しっこくだけどあおいばら、なにいろかってきかれたって、ことばにできねぇふれっしゅぐっでぃ。」
サワラ「その、フレッシュグッディって何なのよ」
私「たぶん…小田和正さんの『言葉にできない』って曲の事だと思うんですよ。『うれしくて』の部分が、『フレッシュグッディ』に聞こえて、もう二度と『うれしくて』に聞こえなくなるという怖い伝説です」
いわし「どうだったでしょうか。ぼくの、さいのうあふれる、さくしについて、ひとこと、こめんとを、くれても、いいとおもうのだが。」
私「えっと…想像していたやつと全く違いましたけど、良かったと思いますよ。ただ、私はHIP-HOPに詳しくないので、今度詳しい人に見てもらいましょうね」
いわし「いんぜいが、はいって、おおもうけ。しゃっきんを、へんさいして、あらたな、かけに、でる。それまでは、おどりあかして、くらそう。」
サワラ「…とりあえず、もう賭け事はやめたら?」
いわしは、もしかしたら文才があるのかもしれません。
どなたか、詳しい方がいらっしゃれば教えてあげて下さい。
ではでは。