【不定期】いわしニュース〜『パン屋』表記、文部科学省が不適切だと判断〜
おはようございます、ゆきんこです。
今日は、私も納得がいかないニュースです。
いわし「おはようございます。ぼくもじゅぎょうをうけている、どうとくの、きょうかしょで、とあるきじゅつが、かわりました。」
サワラ「アンタに道徳をもっと学ばせたいわね。…なんていう話の、どの部分が変わったのかしら?」
いわし「『にちようびの さんぽみち』という、はなしである。しゅじんこうの、けんたくんが、いつもとちがうみちを、あるいて、あたらしい、ところを、はっけんする。そのなかの…『ぱんやさん』が、『おかしやさん』に、かわってしまったのである。」
私「えっ、パン屋さんがダメなんですか?何故?」
サワラ「ちょっと貸しなさい。文部科学省によると、学習指導要領に示す内容に照らし、扱いが不適切?え?どこが?」
私「その、学習指導要領とやらは何なんですか?」
サワラ「我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着を持つことの意義を考えさせる内容になっていない…ですって。意味が分からないわ」
いわし「とめちゃんは、しょうらい、ぱんやさんに、なりたいと、いっていた。なので、とても、かなしんでいた。」
私「パン屋さんが、日本の文化にそぐわないんですか?お菓子屋さんって、きっと和菓子屋さんのことでしょう。小学生が和菓子屋さんに1人で入れますかね」
サワラ「そうね。伝統的な和菓子のある、お菓子屋さんという意味に変わったそうよ。話のいいところが変わってしまうじゃない」
私「なんだか、『図書館戦争』みたいですね。こんなに『不適切だ』『不適切だ』で世の中が溢れかえったら、表現の自由もへったくれもありません」
いわし「としょかんせんそう、とは?」
サワラ「世の中の本が大規制されて、ひっかかる本を売った店は、政府に攻撃されるのよ。でも、唯一図書館には置いてあって、それを守る話よ」
私「そうです。『床屋さん』とか『八百屋さん』も、NGワードで。
主人公の女の子は、楽しみにしていた本を買いに行くんですけど、『こじきのおじいさん』というワードがNGで、政府に攻撃されてしまうんです」
サワラ「その本は、『乞食』という差別用語を入れたかったんじゃないのよ。『こじきのおじいさん』というのが、重要なのよ。そういう事って、あると思うわ。雰囲気が大事じゃない」
いわし「じぶんも、あたらしい、ほんを、みてみたけど、けんたくんは、わがしやさんより、ぱんやさんを、はっけんするほうが、あっているとおもう。」
サワラ「パンにまつわる職種の人達が、とても怒っているわ。給食にもパンが出てくるのに」
いわし「ぱんやさんの、ぼうどうがおきて、あしたから、きゅうしょくに、ぱんが、でてこないかもしれない。」
サワラ「実際に、インタビューを受けた人の話によると、学校給食に携わるパン屋は全国に1500社あって、商売だから仕方ないけど、『学校給食のためには作りたくない』という従業員の人も出てくるかもしれない、と言っているわ」
いわし「おねがいします。ぱんは、だいすきです。ちょっとかたいけど。でも、とめちゃんが、こまってしまうので。」
私「パン屋さん、頑張って下さい。応援しか出来ませんが、負けないで下さい。ほとんどの国民は、パン屋さんの味方だと思います」
いわし「ふれー。ふれー。ぱんやさん。がんばれがんばれ、ぱんやさん。」
私「いわしさん、その意気ですよ」
どのような考えで変更させられたのか分かりませんが、昔から愛着のある作品が、決められたNGワードで作風が変わってしまうのは、とても悲しいことですね。
では、お昼の定期更新で、またお会いしましょう。