おかしな猫との日常会話レッスン

毎日猫たちと会話して生活しています。

みんな、いいところが、たくさんある。

こんにちは、ゆきんこです。

今日は、いわしがビックリするところから出てきました。

 

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いわし「どうも。たかいところから、しつれいします。いわしでござる。」

 

私「えっ!?いわしさん!?そこって…」

 

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いわし「うむ。はじめてきた、ばしょである。これが、とーすたーという、きぐであるな。」

 

私「えっ?えっ???そんなに高いところに、いつ登れるようになったんです?私の身長より高いですよ」

 

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サワラ「あの場所は、アイツに襲撃された時に、私が唯一、サッと逃げて安心できる場所だったわ。…でも、もう、過去の話なのね…」

 

私「サワラさんのオアシスが…なくなっていきます…。そしていつの間に、そんな脚力が…」

 

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いわし「おかあさん。うんどうが、できないなら、あたまを、つかえば、いいんですよ。」

 

私「確かに、私も運動ができない代わりに勉強を頑張っていましたが……あの、親の私が言うのもアレなんですけど、いわしさんって、えっと…」

 

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サワラ「運動神経が著しく悪いうえに、目眩がするくらいの低脳じゃない。おまけに、猫の本能すらもないわ。ブタ以下よ」

 

私「…あの、サワラさん。もう少し、オブラートに包んでもらえないでしょうか?あと、私は豚さんも好きです」

 

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サワラ「オブラートだろうがビブラートだろうが、アイツには分かりっこないわよ」

 

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いわし「やはり、きゅうべえくんの、あどばいすは、ほんとうであった。『たかいところに、のぼりたいなら、あしばを、りようせよ』と。」

 

私「うわぁ。久兵衛さん、いわしに変な入れ知恵をしましたね。分かった。その、炊飯器などが置いてある台に乗ってから、移動したんですね」

 

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サワラ「久兵衛。いくら戦争ですごい兵士だったからって、私は許さないわよ。アンタの顔面の皮を全て剥いでやるわ」

 

私「サワラさん、それはやりすぎです。やめて下さい。ちょっと引っ掻くくらいでお願いします」

 

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いわし「ここは、はじめてくる、ばしょであるから、たくさん、たんけんをしたい。へんなものが、おちていたら、たべてみよう。」

 

私「変な物を食べてはいけません。変でなくても、落ちているものは食べないで下さいね」

 

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サワラ「あああ、私はこれから、どうやって生きていけばいいのかしら…。いちいち冷蔵庫まで登るのは大変だし…」

 

私「サワラさん、大丈夫ですか?私も守ってあげたいんですけど、いわしはサワラさんと仲良くしたいのか何も考えていないのか、すぐサワラさんのところに行きたがるんですよ」

 

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サワラ「ねぇねぇ、いわしっ。こっちまで、登ってきなよぅ。たのしいよぅ?えっ、登れないのかぁ。じゃあ、あたしが、そっちに行くからさ、一緒に遊ぼ〜(≧∇≦)」

 

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いわし「サワラ姐さん。あたまが、おかしくなったのだろうか。」

 

私「…。サワラさん、やっぱり長年一緒に過ごしてきましたし、私はいつものサワラさんの方が、しっくりくるんですが…」

 

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サワラ「…私も、やっていて違和感を感じたわ」

 

私「サワラさんは、サワラさん。いわしさんは、いわしさんで、それぞれ違って、良さがありますね」

 

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いわし「えっへん。じぶんのよさは、いわずとも、わかる。まず、いやしであろう。それと、すなおなところ。ともだちが、おおいことも、いいところである。」

 

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サワラ「…私だってあるわよ。でも、自分のいいところなんて、自分で言ったらおしまいよ。品川庄司の品川みたいに、嫌われるだけよ」

 

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いわし「あ。あと、いちずなところも、いいところであった。いわしは、とめちゃんひとすじ40ねん、である。」

 

私「いわしさんは、まだ0才ですよ」

 

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いわし「とめちゃん。いわしは、たくさん、いいところがあるのである。えっへん。」

 

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サワラ「コイツは本当にいきなり寝るし、寝たらすぐ喋るから、内容で判断するしかないわよね」

 

私「えぇ。初めての方には混乱を与えているでしょうね。すみません」

 

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いわし「え?いわしくんは、やさしいし、できないことも、がんばってやろうとして、どりょくかである?あと、はっそうが、ほかのせいととは、ちがう?いやいや、ほめすぎである。」

 

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サワラ「確かにアイツの発想は人と違うわね。…トメちゃん、そこを褒めるなんて、すごい小学生ね」

 

私「小さい頃から、個性を大切にしている子なんですね。本当に、トメさんの悪いところが見当たりませんね」

 

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いわし「いわしは、はずかしくなってきたのである。とめちゃん、もうやめるのだ。そんな、34こも、いいところを、いわれたら、あかくなってしまう。」

 

私「えっ?トメさん、そんなにいわしを褒めていたんですか?さっきは3つだったから…あと31個ですね。…私でもそんなに思いつきませんけど」

 

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サワラ「申し訳ないけど、私にはひとつも思いつかないわ。ちょっと起こしてくるわね」

 

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サワラ「こら、起きなさい。アンタのいいところはそんなに沢山あるの?」

いわし「せっかく、とめちゃんと、はなしをしていたのに。でも、こまっていたから、たすかりました。」

 

私「あぁ、恥ずかしくて、居ても立ってもいられなくなってしまったんですね」

 

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サワラ「で、何を褒められたのかしら?行儀が悪いところかしら?」

いわし「たくさんあったが…、しゃべりかたが、かわっていて、おはなししていて、あきない、とか…とめちゃんの、このみを、よくしっている、とかである。」

 

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サワラ「トメちゃん。確かにコイツの喋り方は変わっているけど、ずっと一緒にいるとイライラするわよ。あと、下心があるから、トメちゃんの好きなものをリサーチしているだけよ」

 

私「まぁまぁ、サワラさん。2人がうまくいってくれれば、それでいいじゃないですか。あと多分トメさんは、色んな人の良い所を沢山言える子だと思いますよ」

 

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いわし「やはり、とめちゃんは、じぶんのことが、すきなのである。こくはくを、してこよう。」

 

私「いわしさん、白目で告白しないで下さいね」

 

 

果たして、うまくいくのでしょうか。

暖かい目で見守りたいと思います。

 

サワラさんのオアシスも、作ってあげないといけませんね。

 

ではでは。