このほしの、いっとうしょうに、なりたいの。いわしは。
こんにちは、ゆきんこです。
いわしが、また変なところから出てきました。
いわし「あいぱっどのうらから、しつれいします。みんなの、こころのおあしす、いわしです。」
サワラ「その登場は何なのよ。ほんとイラっとくるわね」
私「いわしさん、たまによく分からない所にいますよね」
いわし「うーん。もっと、さっそうに、とうじょうするには、どうしたらいいだろうか。」
私「颯爽ですか。窓から風が吹いている感じとかが、いいんじゃないですかね?」
サワラ「余計な事を言わないで頂戴。この窓際は、私のお気に入りの場所No.2よ」
いわし「ゆずってちょうだい〜、まどぎわぶしょを、いわしに、ゆずってちょうだい〜。」
サワラ「譲らないわよ!しかも窓際部署って、なんでここが会社みたいになってるのよ!」
いわし「うわ。サワラ姐さんは、やっぱりけちだ。けちのさ…」
サワラ「ケチの細胞なんてないって言ってるでしょ!」
いわし「サワラ姐さん。すきありですよ。これから、いわしのぱんちが、さくれつしますよ。」
サワラ「アンタのパンチはいつも届いてないわよ。動きが遅すぎて、まるでスロー再生よ」
私「いわしさん、本当に動きが遅いですよね。あと、パンチは予告したらいけませんよ」
サワラ「こいつ寝てるわよ」
いわし「あー。うぃきぺでぃあさん。おひさー。さいきん、どう?じむ、かよってる?」
私「いわしさんって、寝ると必ず誰かと喋っていますよね。…起きていても喋りますが」
サワラ「そのウィキペディアさんっていう人と友達なのだけは羨ましいわ」
私「サワラさん、もっと他の事も羨ましがって下さいよ。爪切りや病院が嫌じゃないところとか」
サワラ「前前前世よりも全然、羨ましくないわ。二度とその単語を口にしないで頂戴。じゃないと、自動餌やり湯たんぽの皮をひん剥いて、湯たんぽの機能を使えなくしてやるわよ」
私「…すいませんでした。…あれ?私が怪我したら、餌をあげられないから、自動餌やり器もなくなっちゃうんじゃないですか?」
サワラ「…私の食事の用意とトイレの掃除はできる程度にしてあげるわ」
私「あ…ありがとうございます…?」
いわし「えー、うぃきっちって、17さいなのに、おさけに、くわしすぎじゃなーい?じつは、いんしゅうんてん、しているのであろうー?」
私「いわしさん、Wikipediaさんは飲酒運転なんてしませんよ」
いわし「もうだめだー。うぃきっち、つよすぎー。」
私「えっ、もしかして、利き酒対決でもしてるんですか?2人とも未成年なんですから、だめですよ」
いわし「おはようございます。うぃきぺでぃあさんと、ぐうぜん、まちであって、たっきゅう、という、きょうぎを、してきたのである。」
私「えっ、卓球ですか?…あ。いわしさん、負けたでしょう」
いわし「えっ。おかあさんは、なんでも、まるっと、おみとおしだ。」
サワラ「仲間由紀恵みたいな言い方をしないでよ。相手が誰であろうと、アンタが勝てるわけないじゃない。動きが遅いって言ってるでしょ」
いわし「ぼくも、かちたいのである。おとこの、しょうぶに。あ、うぃきぺでぃあさんは、おとこでも、おんなでも、なかった。」
私「…では、卓球の練習をしましょう。私も、弱すぎて誰にも勝ったことがないので、いい練習相手になるんじゃないでしょうか」
サワラ「自動餌やり湯たんぽは、みんながハンデで左手でやってくれたのに、ガチガチに負けたわよね」
私「ちょっと、サワラさん。恥ずかしい事をバラさないで下さい」
いわし「いぇいっ。たっきゅうを、れんしゅうして、うぃきぺでぃあさんに、かつっ。…の、まえに、たいりょくかいふくを、せねば。ねるっ。」
私「いわしさん、さっき寝たばっかりじゃないですか」
いわし「うぃきっちー。いわしは、このほしの、いっとうしょうに、なるために、たっきゅうの、れんしゅうをするのであるっ。つきあえっ。」
私「なんだか今日はテンションが高い上に、勝ちたい相手を練習相手にしていますね」
いわし「えっ?さっき、やったばかりである?これから、しごと?ちょ、17さいなんだからさー、はたらきすぎんなってー。」
サワラ「ちょいちょい、キムタクが入ってきている気がするんだけど」
私「そうですね」
サワラ「笑っていいともは終わったわよ」
私「サワラさん、厳しいですね。いいともが終わったのは分かっていますよ。『そうですね』くらい、自由に使わせて下さいよ」
いわし「きゅうべえくーん。いわしは、たっきゅうで、せかいを、せいふくするのである。れんしゅうに、つきあってくれぬか?うわ、なにをする。めに、いしをなげるのは、きけんである。」
サワラ「久兵衛ってたしか、アイツのクラスメートで、78年前の戦争で戦車を乗り回していたとかいう、訳が分からない小学生でしょ」
私「そうで…したね。」
いわし「あ。らいちゃんと、とめちゃん。いっしょに、たっきゅうを、やらないだろうか?」
私「ちょっと、ライは私の祖母ですよ。もうとっくに亡くなってますけど、祖母は、箸より重いものは持てないんです…って、いわしさんの夢には関係ないですかね」
いわし「え?らいちゃんは、はしよりも、おもいものが、もてないのであるか?では、しんぱんを、おねがいしよう。」
サワラ「自動餌やり湯たんぽのおばあさんなんて、私でも会ったことないわよ。アイツの夢の中って、どうなってるのかしら。それに、箸より重いものが持てないって、何もできないじゃない」
いわし「ぜんぶ、みなかったことに、していただきたい。いわしからの、たのみである。おれいとして、こんど、ぎんざの、きるふぇぼんに、ゆこう。」
私「トメさんに負けたんですね。しかも、事実隠蔽のお礼と称して、デートの約束までしています。キルフェボンのタルト、いいなぁ。食べたい。ん?お金は私が出すんでしょうか。あれ結構高いぞ」
いわし「おはようございます。なんやかんやあって、とめちゃんと、ざぎんで、でーとを、することになったのである。おかねを、かしてください。」
私「銀座をザギンと言わないで下さい。デートは、お金のかからないところでして下さい。小学生が2人で銀座にいたら、変ですよ。あと、卓球の練習はどうしたんですか?」
いわし「ぜったいに、まけない、ゆいいつのほうほうは…たたかわないこと、である。あと、ざぎんで、たるとをたべて、でーとすることである。」
私「それ、途中までピンポンのセリフじゃないですか。変な部分を足さないで下さい」
いわしは、卓球をなかった事にして、すっかりデートを楽しみにしてしまっています。
果たして、デートは成功するのでしょうか。
後編は、いつか多分書きたいかもしれません。
ではでは。