おかしな猫との日常会話レッスン

毎日猫たちと会話して生活しています。

かけごえに、はまる。

こんにちは、ゆきんこです。

いわしは、ブームを見つけたようです。

 

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いわし「いよっ、なかむらや。」

 

私「いわしさん、歌舞伎でも見ているんですか?」

 

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サワラ「違うわよ。どうせ、グループ魂の『大江戸&コールレスポンス』でも聞いているんでしょう」

いわし「みんな、かけごえで、『なんとかや!』と、いいたがる。よめのなまえも、『かいや!』と、いっていた。」

 

私「完全にグループ魂ですね。あ、グループ魂とは、阿部サダヲさんがボーカルで、劇団『大人計画』のメンバーがやっているバントです。でもあの曲、電車で笑ってしまうんですよ。…サワラさん、よく分かりましたね」

 

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サワラ「コイツの考えていることはサッパリ理解できないけど、歌舞伎は絶対に見ていないんだから、他のもので脳内検索したのよ」

 

私「の、脳内検索ですか…。すごすぎます」

 

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いわし「サワラ姐さん、こうさんです。ぼくは、おねえさんのなかで、いちばん、サワラ姐さんが、すきです。さむがりやー。」

 

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サワラ「確かに私は寒がり屋だけど…もう降参したの?…って、アンタに姉は私しかいないじゃない。生まれた時も、兄弟は男3人だって聞いてるわよ」

 

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いわし「こうさん、というのは、こうこう3ねんせいの、ことです。だまされや。」

 

私「騙され屋?…いやいやいや。いくら猫の成長が早いからって、この前小学校に入ったばかりじゃないですか。人間年齢だと、6月に9才ですから…高校入学には、1年以上かかりますね」

 

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 いわし「まだまだやー。」

 

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サワラ「その、「〇〇屋」って付ける遊び、やめてくれないかしら?とても気に触るんだけど」 

 

私「そうだ、いわしさん。もうすぐ4月じゃないですか。新入生とか入ってくるんじゃないですか?…私、名前を予想してみようかなぁ」

 

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いわし「なかむらや?」

 

私「中村屋さんは、多分入ってきませんよ。中村さんだったら、入ってくるかもしれませんが」

 

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いわし「なかむらやー。」

 

私「あの、だいたいの感情は分かりますけど、『中村屋』で全部表現しないで下さい。ちゃんと言葉に出して喋って…って、私、猫相手におかしな要求をしているでしょうか」

 

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いわし「あ、サワラ姐さん。そこにいたのであるか。くろいから、どうかしていて、わからなかった。」 

サワラ「それって『同化』でいいのよね?『どうかしてるぜ!』のどうかじゃないわよね?」

 

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いわし「ややこしや。」

サワラ「…下級生には、歌六とか吉右衛門とか、勘九郎とかが入ってくるんじゃないの」

 

私「いわしさん、「中村屋っ!」って言いたい放題ですよ。良かったですね。あ、トメさんを歌舞伎デートに誘ったら、いいんじゃないですか?」

 

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いわし「あいであや!とめちゃんはさいきん、しげきよくんと、わかれたらしい。おとこなら、なぐさめなければ。」

 

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サワラ「『アイデア屋!』って、本当にハマってるのね。うざいけど。…でもアイツに、女の慰め方が分かるのかしら」

 

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いわし「あ、とめちゃん。えっと、きぶんてんかんに、かぶきでも、どうだろうか。え?かぶきは、かぞくで、いく?」

 

私「あ、確かトメさんの家は、ばあやがいる、お金持ちの家でしたね」

 

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いわし「では、えいがとか、でぃずにーらんどは、どうであろうか。え?ぼくはすぐねるし、でぃずにーらんどの、のりものは、ほとんどのれない?こまった。」

 

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サワラ「確かに、アトラクションのレバーを下げても、アイツはひっかからないわね」

 

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いわし「え?いわしは、からだが、やわらかいから、よが、というのが、あっている?よかろう。よが、というのに、いこう。」

 

私「え、いわしさんがヨガ?っていうか、最近の小学生ってヨガをやるんですか?」

 

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サワラ「アイツの夢自体がカオスなんだから、仕方ないじゃない。でも、トメちゃんって優しいのね。一生懸命、アイツが出来ることを探してくれてるわ」

 

私「そうですね。いわしさんが『優しくて可愛い』と言っていた通りですね。お会いしてみたいです」

 

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サワラ「やめておきなさい。付き合ってる訳でもないし、アイツの恋路を邪魔するだけよ。バカ親っぷりが発揮されるわよ」

 

私「そうでした。私はバカ親でした。ぐすん。」

 

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いわし「おはようございます。とめちゃんと、よがを、やることになった。おかあさん、まっとを、かってください。」

 

私「ヨガ教室に行くんですよね?私行ったことないですけど、教室に置いてありますよ」

 

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いわし「いくまえに、れんしゅうして、『いわしくん、すごいわ!』と、なりたいのである。」

 

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サワラ「そんなのやっても、ボロが出るだけよ。それに、ヨガのDVDだって買わないといけないじゃない。自動餌やり湯たんぽは、トメちゃんと違って大金持ちじゃないのよ」

 

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いわし「けちんぼやー。」

 

私「どうせ、すぐ飽きますよ。もっと、お金のかからない遊びをしてほしいですけどね。私は…虫を捕まえたり、アリを飼ったり、びわやザクロを木から落として食べていましたよ」

 

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サワラ「…それ、女の子の遊びなの?やっぱりお花畑とか、おままごととか、可愛いらしいものがいいんじゃないかしら」

 

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いわし「ちょうせんは、してみたのであるが…とめちゃんは、むしがこわいから、おはなばたけにいけない。

おままごとをやったら、『ごはんができましたよ』とか、『おふろがわきましたよ』とか、ぜんぶ、ばあやが、やってくれたのである。」

 

私「あぁ、なんだか格差を感じますね。おままごとっぽくないです。ロミオとジュリエットのようですね」

 

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いわし「よし。かくさこんを、ねらおう。いわしは、ぎゃくたまに、のります。」

 

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サワラ「まずは、人間になるところから練習しなさい。私は付き合わないわよ。なぜかって?バカバカしいからよ」

 

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いわし「こうして、いわしの、かくさこんへの、たたかいのひぶたが、きっておとされた。はたして、とめちゃんと、けっこんできるのか。がんばれいわし、まけるないわし。

じごう・『いわし、かれーがからくて、かえる。』『いわし、しゃわーがあつくて、かえる。』の、2ほんだてで、おおくりします。

こう、ごきたい。いよっ、なかむらや。」

 

私「なんだか気になりますけど、勝手な次号予告をしないで下さい。そんなのやりませんよ。新宿中村屋さんのカレーは、美味しいです。そして、カレーが辛くて帰ったのも、シャワーが熱くて帰ったのも、X JAPANYOSHIKIさんぐらいですよ」

 

 

果たして、トメさんとの恋愛はうまくいくのでしょうか。

そして、トメさんは、どんな方なんでしょうか。出てくるのかも分かりません。

 

サワラもいわしも、最近楽しそうでいいなぁ、と思うのでした。

 

ではでは。

 

あ、いわしのうたは、こちらからどうぞ。

 

 

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