【不定期】いわしニュース〜冤罪を裁判官が見抜いた〜
おはようございます、ゆきんこです。
いわしが、ニュースをよみたがっています。
いわし「おはようございます。あさは、らじおたいそうがいちばん。いわしです。おんがくがないと、おどれません。」
私「確かに、ラジオ体操って音なしだと動きを忘れますよね」
いわし「ということで、きょうのにゅーすです。さいばんかんが、えんざいを、とめました。ひが…なんとかと、…なんとかが、ぐるになって、うそをついていたのを、みやぶりました。」
サワラ「何なのよ。全く意味が分からないわ。貸して。…えっと、被害者と証人がグルになって、嘘をついていたらしいわよ」
私「えー。それで犯人に仕立て上げられたら嫌だなぁ。どんな事件なんですか?」
サワラ「えっと、被害者はスナックを経営している中国人女性(57)で、そこの従業員だった中国人女性(52)と未払いの給与問題をめぐって口論になり、経営者が殴られた、と書いてあるわ」
いわし「きゅうりょうは、ろうどうにたいする、たいかである。もらうべきであるとおもう。」
私「いわしさん、まさかアルバイトをしたりしていませんよね?」
サワラ「細かいことはよく分からないけど、そのスナックの客や他の従業員がママと口裏を合わせて、『あの辞めた従業員が、ママを殴ったことにしよう』という感じらしいわ」
私「なんでそうしたかったのか、新聞に書いてないんですか?そっちが気になるんですけど」
サワラ「残念ながら、書いていないわね。でも、その元従業員はハメられたのかもしれないわね。勝手な推測だけれども。例えば、給料未払いを労基署に相談したりしないように、とか」
私「そういう見方もできますね。さすがサワラさんです」
いわし「あのー。さいばんかんは、どうやって、うそを、みぬいたのであろうか。」
サワラ「はじめは、被告人の弁護士が、外国人登録を調べたら、被害者と被告人が親戚関係だったことが分かったのがキッカケになったらしいわ」
いわし「しんせき?いんせき、とのちがいは、なんだろうか。」
サワラ「…この2人は、叔母と姪の関係だったそうよ。えっと…、アンタに子供ができたら、私はアンタの姉だから、叔母になるわね」
いわし「ぼくに、こどもができるまで、またずとも、すでに、おばさんである。」
サワラ「おだまり。…で、親戚であることを隠していたことから信用性が低くなって、裁判官がスマートフォンの提出を求めたらしいわ」
私「スマートフォンを?何に使うんですか?」
サワラ「LINEよ。LINEのやりとりで、『ママのために懲らしめる』とか、被害者が『逮捕できる?』とか言っていたらしいわ」
私「わー。ひどい。姪なのに。いやいや、姪じゃなくてもダメですよ」
サワラ「弁護士も、『被害を訴えたい人と目撃者が揃えば証拠が揃い、犯罪を作り出すことが可能になってしまう』と言っているわ」
私「やだ怖い。誰にも恨まれないように生きていきたいです」
いわし「うーん。べんごしも、かっこいいけど、さいばんかんも、かっこいい。どちらに、なるべきか。」
私「いわしさん、法曹界の道に進むんですか?検事さんはいいんですか?ほら、いわしさんと仲良しのキムタクさんが、ドラマでやっていましたよ」
いわし「えっ。きむたくさんが。ぜひ、みせてください。」
私「じゃあ、駅前のTSUTAYAに行ってきます。お留守をお願いしますね」
サワラ「わかったわ。帰ってくるまでに、コイツを食べておくわね」
いわし「おかあさんが、ぼくをおいて、でていく。みなさん、ぼくは、すてねこです。」
私「…いわしさん、そんなこと言っていたら、DVDを見せませんよ。サワラさんも、いわしには優しくして下さいね」
またまたニュースから、話が逸れてしまいました。
法の世界とは難しいもので、テレビの中の出来事だけ見ていたいなぁ、と思ってしまうのでした。
ではまた、お昼の定期更新でお会いしましょう。