ふらんすえいがも、みてみる。
こんにちは、ゆきんこです。
先日、家でフランス映画『最強のふたり』を観ました。
昔の作品ではありませんが、もう何回も観ている、好きな映画です。
いわし「また、きょうようが、ふかまったようだ。」
サワラ「どこがよ。アンタ寝てたじゃない」
いわし「ねていない。かんどうして、めをとじていただけである。ぜんべいが、ないた、の、かんどうさくである。」
私「全米が泣いたって言っても、これはフランス映画ですよ。まずはフランスの方が泣くべきなんじゃないでしょうか」
サワラ「そうね。フランスは米じゃなくて仏だわ。でも、全仏が泣いたって見たことないわね。
ねぇ、感動していた証拠を見せなさいよ」
いわし「すいません。じむしょてきに、えぬじーなので、おみせできません。」
私「…いわしさん、いつのまに芸能界へ?いったいどこの事務所に入っているんですか?」
いわし「やめて、おねがいします、それだけは。しゃべったら、なにをされるか、わからない。」
私「事務所の名前を言ったくらいで拷問されるところはありませんよ。あと、お願いする際に寝てひっくり返るのは、どうなんでしょうか」
サワラ「あぁ腹が立つわ。結局、寝ていて内容も分かっていないわよ。私は字幕が良かったのに。アイツの為に吹き替え版にしたのがバカみたいだわ」
私「知ってます?海外の映画って、字幕と吹き替えのセリフが、かなり違うんですよ。私はコメディーだと、日本語の字幕+日本語吹き替えがオススメです」
いわし「おっはー。きょうは、てれびのしたから、でてきてみました。」
私「いわしさん、おはようございます。あと、『おっはー』も死語ですからね」
サワラ「邪魔しないで。私たち、今『東京タラレバ娘』を見ているの。今映っているのは吉高由里子だけど、もしも坂口健太郎くんのシーンで余計な事をしたら、ブッころ…」
私「サワラさん、坂口健太郎さんが大好きだという気持ちはとても分かりますが、その言葉は使ってはいけませんよ」
いわし「おいだされた。がびーん。」
私「いわしさん、どれだけ死語を使う気なんですか?猫界の平野ノラさんでも目指しているんですか?」
いわし「あたりまえだの、くらっかー。」
サワラ「嫌だ、私でも知らない言葉だわ。私ももっと勉強が必要ね」
私「いや、私も親が使っているのを聞いていたぐらいなので…。サワラさんは既に博識ですよ。映画も字幕で観ますし」
いわし「うっそぴょ〜ん。」
サワラ「ねぇ、ものすごく腹が立つんだけど、どう思うかしら?」
私「えっと…さすがに、ちょっと気になりますね。ドラマの内容が頭に入ってきません。…よし、ちょっと待っていて下さいね。」
いわし「あれ?とても、いごこちがいい。」
私「しばらく、これで遊んでもらいましょう」
いわし「さむさもしのげる。だんぼーるというのは、とてもいい、いえだ。」
私「ダンボールは、家ではありませんよ。…家にしていらっしゃる方もいますけど」
サワラ「自動餌やり湯たんぽー、ドラマ終わったわよー。ねぇ、次は何を見る?『俺物語!』はどうかしら」
いわし「あのー、じぶん、しずかにしているので、みんなといっしょがいいです。だんぼーるは、あきました。」
私「いわしさん、1人で遊ばせてしまってごめんなさい。サワラさんのお気に入りタイムだったので…。もう終わったので、一緒に遊びましょう」
サワラ「ダメよ。今、健太郎くん祭りをしているの。彼が出ているドラマや映画をひっきりなしに見るのよ。アンタと下らない遊びをしている暇はないわ」
いわし「しぇーっ。」
私「いわしさん、それって『おそ松くん』のイヤミさんじゃないですか。死語かと思われますが、リメイク(?)作の『おそ松さん』大ブームによって復活しましたね」
いわし「がびょ〜〜ん。」
私「え?死語を使いたかったんですか?あ、だんだん新しい歯が生えてきましたね。虫歯にならないようにしないと」
サワラ「前にいた蒼ちゃんは、虫歯になって全部歯を抜いたわよね。『この歯抜け女』ってバカにしてやろうかと思ったけど、それでも美人のままだからムカついたわ」
私「そんな事もありましたね。猫って、歯がなくても固いご飯を食べられるんですね。初めて知りましたよ」
いわし「はが、ぜんぶなくても、おいしいごはんをたべられるのか。あんしんした。これからも、たぬきや、たぴおかや、らーめんをたべよう。」
私「タヌキの件は、もう修正しません。あと、いわしさんが食べているのは、全部夢の中の出来事です。知らない人が見たら、ラーメンを猫にあげているのかと思われるじゃないですか」
サワラ「コイツには、土でも食わせときゃいいのよ」
私「サワラさん。その発言を、もし坂口健太郎さんが聞いていたらどうしますか?」
サワラ「あっ、えっと、わたくしサワラと申しますの。弟のいわしはまだ小さいので、いつも高級なキャットフードを与えて、優しく遊んでおりますわ。あ、健太郎さん、コーラはお好きかしら?わたくし、注いで参りますわね」
私「サワラさん、猫なのに、猫かぶってどうするんですか。私が言ったのはタラレバ話ですよ。もし〇〇だっ『たら』、もし〇〇して『れば』。ドラマで観たじゃないですか」
あっ。結局、私も死語を使ってしまいました。
それにしても、サワラさんをしおらしくさせる、魔法の言葉があったとは驚きですね。
いわしにもそんな言葉があったらいいなぁと、頭を悩ませているのでした。
ではでは。