おかしな猫との日常会話レッスン

毎日猫たちと会話して生活しています。

まじめなおはなし。

こんにちは、ゆきんこです。

今日は、少し真面目なお話をします。

 

私「サワラさん、今、かなり猫ブームなんですよ」

 

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サワラ「あら?私もついに人気者なのね」

 

私「サワラさんは、うちの中で人気者です。猫ブームは、猫を飼う人が増えてるってことです。それにしても、私、動物のブームとかってあまり好きじゃないんですよぇ」

 

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いわし「なぜだ。」

 

私「いわしさん、ビックリしすぎですよ」

 

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サワラ「言いたいことは、なんとなく分かるわ。ブームだから猫を飼う人って、中にはいい加減な人もいるものね」

 

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いわし「いいかげんなひと、とは、どういうひとだろうか。かのえいこうみたいなひとだろうか。」

 

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サワラ「違うわよ。バカ。猫を飼うことについてロクに考えずに、可愛いってだけで飼って、飽きたらポイする人がいるのよ」

 

私「確かに、猫って犬より飼いやすそうとか、穏やかなイメージがありますけど、かなり走り回りますし、テーブルの上の物を倒したり、服に毛が沢山ついたり、壁をガリガリやったり、けっこう大変ではありますね」

 

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サワラ「あと、子猫は可愛いけど、大きくなったら可愛くないから、いらないとか言う人がいるわよね。特にブームが来ると、ペット禁止のところで飼う人も多いわね。もともと、飼ってる人はペットOKのところに住むもの」

 

私「そうです。走り回るし鳴きますし、『ここはペットNGなのに!』っていうストレスも溜まります。バレて苦情が来たら、違反ですから引越しをすぐにしなきゃいけないですね。お金と労力がかかります。それで捨てちゃう人もいるらしいですね」

 

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いわし「すてられてしまったら、とてもかなしい。」

 

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サワラ「自動餌やり湯たんぽはそんなことしないから、安心しなさい。難しい性格の私と、ずっと暮らしてくれてるんだから」

 

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いわし「じかくはあったのか。」

 

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サワラ「うるさいわね。私の前の里親は、都営住宅で生活保護をもらっていたのよ。アイスをくれるから好きだったけど、お金がなくて、私の手術費用が払えなかったの。私は発情してギャンギャン鳴くし、周りから苦情がきたわ」

 

私「そうですね。そんな無責任な方にはお任せできなかったので、サワラさんを引き取らせていただきました。避妊手術をして…あの時は大変でしたね…病院でサワラさんが…」

 

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サワラ「病院の話はやめて。その時、自動餌やり湯たんぽは、まだ20歳くらいだったわ。感謝しているの。ほぼ千葉みたいなところから自由が丘まで、『外は暑いから、タクシーに乗りましょう』って。貧乏だったのに、きっとお金がかかったと思うわ」

 

私「そんなことまで覚えていてくれたんですね。サワラさんやいわしのためなら、なけなしのお金も出しますよ」

 

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いわし「いろんなひとが、いるのか。ぼくは、おおきくなっても、だいじょうぶだろうか。」

 

私「絶対に保証します。いわしさんがどんなにブサイクになっても、大切な家族ですよ」

 

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いわし「あんしんしたので、ちょっとねむる。」

 

私「そうですね。いっぱい食べていっぱい寝て、元気に育って下さいね」

 

 

いつもの、楽しいお話を待ってくれていた方々にはごめんなさい。

明日からは通常運転です。

 

真面目なお話になってしまいましたが、動物を飼う全ての人が、責任をもって飼ってくれるといいなぁ、と思うのでした。

 

ではでは。