けーきがたべたい。
こんにちは、ゆきんこです。
いわしがまた、イタズラをしているようです。
いわし「このみずは、ふろうふしのみずだ。」
私「人間のコップはダメですよ。いわしさんは、まだ赤ちゃんじゃないですか。不老のことは気にしなくていいんじゃないですか?」
サワラ「自動餌やり湯たんぽも大変ね。私は人間のコップに入っているものを飲もうとしたりしないわ」
私「…サワラさんは、クリームが入ったドーナツやケーキを、一瞬でかっさらっていきますけどね」
サワラ「だって、あれは私のものだからよ。3つも買ってきて、私のものが1つもないなんておかしいわ」
私「ですから、人間用のクリームは、サワラさんにとって悪いものなんですよぅ」
サワラ「美味しいんだから、それでいいじゃない。私はクリームが食べられない人生なんて嫌よ。人間がタバコを吸ったりお酒を飲むのと一緒でしょ?あと、私の言うことを聞かない人間も嫌いよ」
いわし「やっほー。きょうは、てれびのうらからでてきてみました。」
私「あ、いわしさん。どこにいったのかと思ってたら、そんなところにいたんですね。あと、今どき『ヤッホー』は古いと思いますよ」
いわし「じゃあ、こんばんみー。きょうは、さぷらいずをねらった。」
私「それも古いですし、今はお昼ですよ。サプライズですか、確かにびっくりしました」
サワラ「私はアンタが出てくることによってイライラするから、全然嬉しくないわ。だからサプライズは失敗ね」
いわし「ねぇねぇ、ちょいと、いいはなしがある。」
サワラ「アンタのいい話がいい話だった試しがないから、断るわ」
いわし「サワラ姐さんは、ほんとうにひとのはなしをきかない、わるいねこだ。ケチだし。」
サワラ「Shut Up!! このクソガキが!アンタの方が会話も全然通じないし、人の話も聞かないじゃない!Fack you!!」
いわし「ああおそろしい。なんだかよくわからないおうべいのことばをつかっているけど、ふんいきはつたわる。ぼくは、いためつけられるにちがいない。」
私「いわしさん、今回は助けてあげるので、言うことを聞いて下さい」
いわし「はい。」
私「ひとつめ。サワラ姐さんがご飯を食べたり寝ている時に、襲撃するのはやめてください」
いわし「はい。ちがうときに、しゅうげきします。」
私「本当は襲撃もやめてほしいですが…
ふたつめ。この家で一番偉いのは、サワラ姐さんです。姐さんの言うことは、必ず聞いて下さい」
いわし「はい。しかとこころえた。」
私「という訳でサワラさん、今回だけ許してくださいませんか?」
サワラ「仕方ないわね。聖母マリアになったつもりで我慢するわ。ところで話ってなによ」
いわし「はい。ほんだいにはいります。なんと、このよには、ねこようのけーきが、あるらしい。」
サワラ「なんですって?それはどこに売っているのかしら」
いわし「ひっくりがえって寝るのは、とても良いことだ。」
サワラ「こら、起きなさい。そして続きを話しなさい」
私「サワラさん…いわしは、1回寝たら忘れます…ケーキの事も…さっきの約束も…」
いわし「こころにだむは、あるのかい。」
サワラ「チッ。完全に寝てるわね。猫用のケーキなんて作り話でしょ。
アイツは夢の中で、『ひとつ屋根の下2』でも見てるんでしょうね。起きたらダムに落としてやるわ」
私「やめてください。私は好きでしたよ、あのドラマ。」
…なぜ、いわしが猫用のケーキの存在を知ったかは分かりませんが…
(本当にあるのです)
サワラにバレたら、毎日買ってきなさいと言われそうなので、もうすこし秘密にしておきます。
ではでは。